さんぽみちプロジェクト

さんぽみちプロジェクトの記録。
和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

世界の翼は和歌山の翼 B787型機の生産に貢献

2012-01-22 01:00:00 | WAKAYAMA NEWS HARBOR

ボーイング社の最新型旅客機、 B787型機をご存知の方も多いだろう。 同機は昨年9月、 世界で初めて全日空に納入され、 昨年11月から羽田―広島線、 羽田―岡山線に就航。 1月23日からは羽田―伊丹線、 羽田―山口宇部線に就航する。

 

B787型機は座席数210~250席と250~290席の2タイプがあり、 航続距離は最長1万5千キロメートルという。 大型ジェット機並みの航続距離を実現し、 現行の同型機に比べ約2割燃費を向上。 低燃費で環境にやさしい旅客機だ。

それを可能にしているのが、 機体構造の半数に使われている炭素繊維複合材だ。 主に機体の主翼などに採用され軽量化に貢献している。

この炭素繊維複合材の生産に用いられる、 多官能エポキシ樹脂を、 国内で唯一受託製造する企業が和歌山にある。 和歌山市小雑賀の化学品メーカー 小西化学工業(株)だ。 同社のウェブサイトでは 「B787との関わり」 という特設ページが開設されている。

世界の翼を支える企業が、 身近な場所で活躍されることも、 和歌山の魅力であると感じた。

(次田尚弘/広島・岸村敏充/大阪)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地域のファンを増やす 鳥取... | トップ | 知恵の結集で引き寄せる 長... »
最新の画像もっと見る

WAKAYAMA NEWS HARBOR」カテゴリの最新記事