さんぽみち第27回は三木町新通バス停です。
三木町新通バス停は和歌川の新町橋上に設置されており、軌道線のあった頃の電停は三木町と新通に別れていました。
上流側(北側)には梶橋が架けられその先には大門川と市堀川の三方出合があります。
下流側(南側・和歌浦方向)には紺屋橋があります。
新町橋の東南詰めには広場があり岡崎邦輔の銅像が建てられています。
岡崎邦輔は紀州が生んだ政治家で陸奥宗光の従兄弟となり、アメリカ留学中には南方熊楠とも接点があり、10期衆議院議員となり中央政界で活躍したようで、銅像裏のプレートにはその証しとして発起人に、首相経験者の池田勇人、佐藤栄作、元和歌山県知事の小野真次、元和歌山市長高垣善一氏や元南海電鉄社長の壺田修氏など政財界の重鎮が、そして代表世話人として郷土出身の今村長太郎衆議院議員の名前が記されています。
けやき大通りを挟み南北に新通商店街があり、今でも繊維関連の問屋が多く営業しています。
古くからの問屋街で活気があり、銀行の本店もあって、今でもその煉瓦張りの建物は残っており、私の先祖も昭和の初め頃に新通り4丁目で自転車卸商を営んでいたと聞いています。
さんぽみちプロジェクトの三木町新通は下記のメディアでご覧ください。
FM和歌山 おはなしのまちわかやまさんぽみち 明日2月13日(土)放送13:00~・再放送25:00~ 和歌山新報:日曜日付け朝刊1面に掲載ただし、前回が特別紙面で休止したため明日13日(土)付で公園前西、明後日14日(日)付で三木町新通が掲載されます。和歌山新報のさんぽみちWebにもUPされます。
動画:youtube keioSFCisagaiLab または[和歌山市 さんぽみち]で検索
バス停に貼付されているQRコード情報案内板からもリンクしています。