さんぽみちプロジェクト

さんぽみちプロジェクトの記録。
和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

深山の自然、加太の食を満喫 「体験型観光」と「鯛料理」の魅力

2020-12-13 23:48:50 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
前号では、自然と歴史が共存する学びの場と題し「青少年国際交流センター」と「加太砲台跡」を取り上げた。
大阪湾の防衛を目的に紀淡海峡に設けられた「由良要塞」はこのエリアに点在。加太・深山地区の深山第一・第二砲台跡は、前号で紹介の加太砲台跡より港を超え更に北側、「休暇村紀州加太」の近くにある。
今週は砲台跡や自然を観光資源として活かした事例と、ご当地で獲れる鯛を使った数々の料理を紹介したい。


【写真】休暇村紀州加太(左下)と深山湾(右下)

深山(みやま)地区は大阪府との県境に位置するエリア。
その名のとおり深い山々に覆われ、山の頂上付近を切り開いた高台に、休暇村紀州加太が建つ。加太エリアで最大級の宿泊者数を誇り、キャンプ場、プール、テニスコート等を設けた大規模な施設。
自然の中を進み由良要塞の遺構に触れるウォーキングコースも整備され、通年を通して多くの観光客が訪れる。

自然を活かした参加型のプログラムとして、早朝の散歩やノルディックウォーキングの体験、夜には星空の観察会が開かれるなど、子供から高齢者まで幅広い年代が楽しめる工夫がされている。
施設の2階にあるレストランでは、和歌山市の食のイベント「食祭WAKAYAMA」でグランプリを獲得した「鯛ラーメン」や「鯛餃子」をはじめ、「鯛うどん」「鯛カツカレー」「鯛のあら炊き」など趣向を凝らした様々な鯛料理が提供され、ご当地の食の魅力に触れられる。

豊かな自然に恵まれた加太ならではの魅力あふれる施設。温泉、紀淡海峡の美しい景色も魅力のひとつ。訪れて、和歌山の自然を満喫してほしい。

(次田尚弘/和歌山市上空)
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