機械翻訳2

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2015年2月23日

2015-02-24 23:40:12 | 代謝

サウナの利用は、心臓ならびに全原因の死亡率リスク減少と関連する
Sauna use associated with reduced risk of cardiac, all-cause mortality



サウナは単にあなたを発汗させるだけではないかもしれない。JAMA内科学のオンライン版で発表された論文によると、サウナを利用する頻度の高い人は致命的な心血管イベントならびに全死因死亡率のリスクが減少することが示唆される。

これまでのいくつかの研究でサウナはより望ましい心血管・循環機能との関連が見られたが、定期的なサウナ入浴と心臓突然死(sudden cardiac death; SCD)等のリスクとの関連は不明である。東フィンランド大学クオピオキャンパスのJari A. Laukkanen医学博士たちは、42~60歳の東フィンランドの中年男性2,315人におけるサウナ入浴とSCD、致命的な冠動脈性心疾患(coronary heart disease; CHD)、致命的な心血管疾患(cardiovascular diseases; CVD)、全死因死亡リスクとの関連を調査した。

中央値約21年の追跡調査の間にSCDは190人、致命的なCHDは281人、致命的なCVDは407人で、全死因での死亡は929人だった。

SCDのリスクはサウナに1週につき1回行ったと報告した人と比較して週2~3回サウナに行った人は22パーセント低く、週4~7回サウナに行った人は63パーセント低かった。

致命的なCHDイベントのリスクは、週1回の人と比較して週2~3回の人は23パーセント低く、週4~7回の人は48パーセント低かった。

CVD死亡に関しても、週1回しか楽しまなかった人と比較して週2~3回の人はリスクが27パーセント低く、週4~7回の人は50パーセント低かった。

全死因死亡率は、週1回しかサウナに行かない人と比較して週2~3回の人は24パーセントのリスク減少と関連し、週4~7回の人は40パーセントのリスク減少と関連していた。

サウナで過ごす時間も重要であると思われる。サウナで11分未満を過ごした人間と比較して、11~19分のサウナセッションについてはSCDのリスクが7パーセント低く、19分以上ではリスクが52パーセント低かった。



編集後記(Editor's Note): JAMA内科学の編集長、カリフォルニア大学(サンフランシスコ)のRita F. Redberg医学博士は次のように書く:

「なぜ頻繁にサウナに行く人は寿命が長いかについては分からない(その理由が温かい部屋hot roomで過ごす時間なのか、くつろぎの時間、長い間くつろぐことができる人生のレジャー、サウナの仲間意識、そのどれであれ)が、サウナで過ごす時間は明らかに有益な時間である。」

学術誌参照:
1.サウナ入浴と致命的な心血管および全死因死亡率イベントの間の関連。

JAMA内科学、2015;

http://www.sciencedaily.com/releases/2015/02/150223122602.htm

<コメント>
編集後記にもあるように、サウナが血流を良くするのか、サウナに長くいるほど知り合いが増えて心臓にも良い影響があるのかというような因果関係はこの研究からはわかりませんが、興味深い記事だと思います。

フィンランドは糖尿病が多いので糖尿病とも何か関係があるかなと思ったのですが、エストニア人もサウナは大好きだということであまり関係はないようです。



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