日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

空き缶、市ねよ! あ、言っちゃった。

2011-03-28 12:36:53 | Weblog
植草一秀の『知られざる真実』より
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-2dfb.html
 重大な問題が三つある。
 
 第一は、菅直人氏の元秘書が東京電力に圧力をかけて、菅直人氏の住居がある地域を計画停電の対象地域から外させていた事実が判明したことである。
 
 公私混同もここまでくると犯罪の領域に入ってくる。

(中略)

 また、一部報道によれば、3月12日早朝に福島原発では炉内圧力を低下させるためのベント実施の必要性が浮上したが、菅直人氏が視察に来るため、菅直人氏の被曝を避けるために、実施時期を延期したという。


(引用終わり)

計画停電を起こさないのも、政治家の利権になってしまいました。

スリーマイルと、比較してはいけない。

2011-03-28 12:16:15 | Weblog
今広島県議候補として奮闘中の、さとうしゅういちさんのブログより。

http://hiroseto.exblog.jp/14506496/
「放射性ヨウ素はスリーマイル島事件の10万倍以上」-米エネルギー環境研究所プレス・リリース


スリーマイルはとっくに抜いているようです。

この記事が出た時点でチェルノブイリの1/10の放出量だそうですから、このまま原発を野ざらしにしておくと、事故後の累積20週ほどででチェルノブイリを抜くことになりそうです。

色々なブログを読んでいると、関東の人間にとっては水が手に入らないとか、野菜を食べる気にならないとか臨場感のある話なのですが、関西、北海道、九州など遠方に住む人間にはイマイチぴんとこないようです。

プルトニウムが、検出されない理由。

2011-03-28 05:48:14 | Weblog
【原発震災】東電:プルトニウム測定機械持たず、MOX燃料燃焼中なのに-福島原発敷地内
http://socialnews.rakuten.co.jp/link/%E3%80%90%E5%8E%9F%E7%99%BA%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%80%91%E6%9D%B1%E9%9B%BB%EF%BC%9A%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E6%8C%81%E3%81%9F%E3%81%9A%E3%80%81MO

東京電力はプルトニウムが3分の1を占めるMOX燃料を使うプルサーマルを行なっていながら、プルトニウムのアルファ線を測定できる装置を持っていないことを明らかにした。そのうえで、プルトニウムが出ている可能性があるということか、との問いに、「測定していない以上は、絶対ないとは言えない」と答えた。あまりにも無責任ではと思う。

(引用終わり)

検査していないのなら、検出もされないでしょうw

昨日から、テレビ朝日が福島第一原発三号炉が、プルトニウムを使用するプルサーマルであることを伝え始めましたが、もっとも損傷度の激しかったのが三号炉なので、問題発覚後に大騒ぎになるでしょう。

プルトニウムは重いので飛ばないとか言う人もいますが、遠い中国の黄砂が日本にまで飛んでくるのでそんなことも言っていられないでしょう。

おそらくチェルノブイリと同じ、レベル7確定ですね。

僕の日記を読んでいる人は、内容がオーバーと思われても、後々正しかったことを確認されると思いますが、何事も備えあれば憂いなしです。

被災地のブログ

2011-03-28 03:52:24 | Weblog
これは、涙なしには読めないです。
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing

うちの職場の看護士は諸事情で、近場(千葉太平洋岸)以外の被災地に行くのを断ったそうですが、そもそも、甘い考えでは、死体や死人がゴロゴロ出る最悪の場所のボランティアなど出来ないので断って正解でしょう。ふだんから説教を垂れてる割に、何が福祉の心だ(笑)

僕は、曽野綾子さんが言う、「貧乏人がボランティアなどしてはいけない」という意見に賛成なのですが、被災地に行って、金も、人の役に立つ何の腕も無い人間が腹が減ったなどと文句を言ってはお荷物でしかなくなります。この大不況に何週間も仕事を休んで食料も自前で用意できる人間は少ないでしょう。

人員に余裕がなくて現地に人を派遣できない法人ばかりで、小泉&竹中政権以来、小さな政府にしすぎた日本だからこそ、復旧を遅らせているのです。

金が無ければ、放射能を避けるために西に逃げていっている人たちも、長期戦に耐えられずに東に帰ってくるでしょう。

ドラマ「ER」の、アフリカ(スーダン・ダルフール)」エピソーより悲惨なことが、この日本で起きているのでしょうが、被災地に派遣された医療関係者には一生の学びになるでしょう。

自衛隊派遣を拒んでいた村山内閣よりもはマシですが、原発問題と、被災地問題のとてつもなく大きな仕事をかかえて、菅総理は立ち往生しているように見えます。 

この国家の一大事に、レンホーや辻本清美で人気取りを画策しているのですから、どうしようもありません。

小沢批判をしていた人までが、「小沢はどうしている?」と気になっているようですが、少々人相が悪くても、有事に対応できそうな政治家を直感で知っているのでしょう。

菅総理は「私には力が及びませんと」自らの足りなさを認めて、亀井静香、小沢一郎をツートップにして、国を立て直しなさいって。