日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に

2011-03-25 09:55:17 | Weblog
(ポイント)

・40キロも離れている福島県飯舘村で、チェルノブイリが退去移住とした土壌汚染以上の数値が検出された。

・多くの避難住民は20キロ~30キロ圏内に止まったままである。これはソ連政府の対応よりも悪い。

・数千人の決死隊に火消しをやらせたチェルノブイリの放射能放出は、10日程度で収まったが、日本の場合、検査装置を恐る恐る使いながらの復旧作業なので、野ざらしが一向に改善されない。

・格納容器があっても、圧力ゼロの容器があるので外圧と同じ。それが外部に洩れている。

・短時間でレベル6まで上がってきたので、最終的にはチェルノブイリ級に引き上げられると思われる。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103240465.html

 国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」を数万テラベクレル以上の放出と定義する。実際の放出量は約180万テラベクレルだったとされる。今回は少なくともそれに次ぐ「レベル6」(数千~数万テラベクレル)に相当する。

 経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1~3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。

 土壌の汚染は、局地的には、チェルノブイリ事故と同レベルの場所がある。

 原発から北西に約40キロ離れた福島県飯舘村では20日、土壌1キログラムあたり16万3千ベクレルのセシウム137が出た。県内で最も高いレベルだ。京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)によると、1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルになるという。

 チェルノブイリ事故では、1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが検出された地域は強制移住の対象となった。チェルノブイリで強制移住の対象となった地域の約6倍の汚染度になる計算だ。今中さんは「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。

洗えば、汚染は除去できるか?

2011-03-25 08:13:06 | Weblog
元農家の立場から言わせていただきますと、農作物は、出荷前にたいがい洗っています。

測定方法が、畑から抜いた瞬間に測っているものかどうなのかは不明ですが、たいがい出荷状態で検査はされるものでしょう。

だったら洗ってあるのに、あれだけの数値が出ているわけでしょう。

放射能汚染は、風や雨など空から落ちてきた放射能のチリが葉に付いたものだけではなくて、根から吸い上げるものがあるわけです。

それは洗えるものではないでしょう。

それどころか、その洗う水も汚染されているわけでしょう。

煮ればいいと言いますが、煮た水の方に出ているわけでしょう。

まあ、こうなると逃げ場所がありませんから、チェルノブイリの時と同じように、あんまり野菜を食べない方がいいと思われます。

どうしても食べたければ、輸入野菜か、産地の遠い冷凍野菜を食べればいいわけです。

あとは、唯一原爆症に有効と言われている、酵母菌入りの手作りの味噌を食べましょう。

http://otsukako.livedoor.biz/archives/51760768.html

 この長崎に原爆が投下され、その爆心地から1.8kmしか離れていない場所で被曝したにも関わらず、原爆症が出なかった人たちがいる事実について、私は、すでに私の著書「治る力の再発見」(日本教文社)のなかで、はっきり書いています。その内容こそが、何が被曝した彼らを原爆症から守り、命を救ったのか、ということについての説明になると思いますので、以下、引用いたします。