東京電力が、国に撤退の打診をしたときに、国が全責任をもって対処すればもっと事態が悪くならなかったものを、相変わらずのアホ菅総理は・・・。
事故はまだまだ現在進行中で、最悪のシナリオには更に続きがあります。
以下、気の弱い人は読まないで下さい。
教えてgooより
Q:福島第一原発の『最悪の事態』とは?
A:核爆発は起こりません。
しかし。
以下、最悪の事態。
1.圧力容器内に冷却水注入開始時などに、
不意の大余震orポンプ故障orその他の想定外w
の事象により、冷却水が抜ける事態に。
2.その箇所が修理不可能に。
抜けた分を補おうとするも注入するより多く
冷却水が抜けていき、燃料棒が露出。
燃料棒を覆っているジルカロイ合金が熱で
熔解(メルトダウン)。
内部の燃料ペレットが脱落。
(このとき1850℃超。燃料棒が白熱電球のように
光り輝いている所をイメージしてください)
3.大余震orその他想定外w
の事象により、一部制御棒が脱落。
(制御棒は核反応のブレーキ役です)
その受け持ち箇所の燃料棒がさらに加熱。
抜けた部分に貯まった燃料ペレットもさらに
白熱。圧力容器底部の鋼鉄が熔解。
(鋼鉄の融点:1600℃弱。上記メルトダウン時の温度と
合わせて考えてみてください。
メルトダウン+空焚きがいかに恐ろしいことか)
圧力容器破損。
さらに制御棒の支持部材まで熔解。
さらに多数の制御棒が脱落。
さらに多くの燃料ペレットが脱落。
制御棒を逃れた燃料ペレットは
当然出力100%の超臨界状態。
4.東海村臨界事故の比ではない量の
高速中性子が大量に発生。
これにより、炉内で対応している作業員が
全員死亡。
出力100%かつ水無しですから。
なお中性子は物質透過力が極めて強く、
鉛などでは防げません。
水素のように原子半径の小さい原子
(を高密度で含む物質=水・コンクリート等)
でないとうまく減衰できません。
5.人手だけが頼りの状況なのに
誰も近づけない原子炉。
制御不能なメルトダウンがさらに進む。
燃料ペレット温度は主成分である
二酸化ウランの融点(2800℃)をも超え、
超高温のマグマ状態。
あらゆる物を溶かしつつ地球中心に向かって
落下。
6.海辺なので地下数メートルで海水などの
水分に出会い、水蒸気爆発。
あらゆる放射性物質が大量に爆散。
7.その衝撃orその他想定外w
の事象により、
安全に止まっていたはずの炉まで故障w。
8.数日間隔で次々に炉が同様に爆散。
しかも毎回の爆散時に風向が違い、
それぞれ違う土地に死の灰が降下。
9.強力な放射性降下物に汚染された大地。
永久に住めない土地として立ち入り禁止区域に。
半径300kmは死の土地に。
(参考URL参照。同一縮尺っぽいです)
区域外の人も水や食料を通じて被爆者に。
10.進行する事態に対し、発表・対策が遅れ、
大量に被爆者が発生。
被爆者は白血病・がん・奇形児の出産など、
重篤な後遺症に苦しむハメに。
11.日本企業の株価大暴落。
企業生産力低下。企業倒産多数。
日本終了。
最悪の事態をご希望とのことで、
希望的観測は廃したものを書きました。
実際には「万が一」w
にも起こらないでしょうが。
制御棒の脱落事故ですが、当の福島第一・3号機で
実際に起こっています(1978年11月2日)。
日本初の臨界事故(停止状態→勝手に核反応開始)
のようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6% …
スリーマイル島原発事故は、福島第一のような「沸騰水型」
より改良された「加圧水型」原子炉でしたが、
空焚き→メルトダウンにより、燃料の45%・62トンが
原子炉圧力容器の底に溜まったようです。
1989年の調査で圧力容器に亀裂が入っている事が判明し、
異常事態が更に長引いていたならば、
チェルノブイリ事故と同様の規模になっていた
と言われています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AA% …
水があっての軽水炉。
仕組み自体が違うので安全、という
推進サイドの宣伝を鵜呑みにした意見を
あちこちで見かけますが、ナンセンスです。
水が無くなればその前提自体が崩れます。
「万が一にも起こらない」はずのメルトダウンが
2箇所で起こった事実の意味を皆で考えましょう。
参考URL:http://vektavekta.blog.so-net.ne.jp/2011-03-13-2
以上、僕の日記を読んでいる少数の読者には、買いだめできるなら、買いだめしろと言いたいです。
上の日記の、「水があっての軽水炉」というのは本当で、溶解した核ペレットが地下の水と反応して水蒸気爆発という、最悪のシナリオも決してオーバーな話ではないのですから。
全ての人間を対象とした時に、買いだめしろというのは公の道徳に反するのでしょうが、家族や親戚、友人など、親近感のある身近な人間には、生きていて欲しいというのが人間の感情というものでしょう。
震災の被災者のケアも大切だとは思います。しかし、まさにこれから原発にやらる我々も現在進行形の被災者に変りありません。