ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

おやぢ、リブートへの道 その2「描き手はおまえだ!」

2012-09-07 23:06:10 | 制作日記

前回は、とあるきっかけで古い某ロボットアニメに

再度嵌るまでを書きましたが、そこに至るまでの道筋をもう少し。

 

2000年前後。

かっての仲間がどんどん同人活動やらオタ趣味を卒業していった。

その頃の自分のメンタリティもそうだった。

「漫画描きなんてもう卒業、子供っぽくて!」

そんな風に考えはじめていた。

 

いや、そうでなくとも

墨とケント紙での執筆に限界を感じていた。

正業を持っているので

とにかく時間が取れない。

下書き、ペン入れだけならまだしも、

ベタ、トーン張りなんかをやり出したら圧倒的に時間が足りない。

 

仕事を持ちながら、趣味の同人でマンガを描く。

こういう方々の悩みは唯一「時間がない」ことではないでしょうか。

自分もオールアナログでやってるころは、1年一作がいいとこだった。

創作系だったし、お話を作るだけでも一苦労だった。

 

一時セラムンに熱病の如く嵌ったとき、夏コミあわせで4ヶ月で

100頁のオマージュ作品を描いたことがある。

仕事が死ぬほど忙しい時期で、午前様で帰宅して

朝まで原稿描いてそのまま会社へ行くという生活を

約2ヶ月続けたらまじにぶっ倒れた。

救急病院に直行だった。

 

仕事しながらのマンガ描きは無理!

少なくとも、ベタ、トーンまできっちり入れて

長編描くなんざ、とても時間が許さない、

と悟った次第。

なもんでそれから暫くの間は

ペンを置いた。

 

ある日、敬愛する某マンガ家先生のコメントで

Comic Studioで作業効率が大幅UPしたとの記事を読んだ。

今思うと、これが方向転換のきっかけ。

 

Comic Studio、コミケなんかで時折チラシが紹介配られていたので

名前は知っていました。

「Comic Studio?しゃらくせえ!そんなんでマンガ書けるか!!」

オラと同年代の同人屋はもう少ないンですが、

いらしたとしても筋金入りのアナログ派、「ペンと墨汁」派なのではと推測する

次第。

とは言いながらそこは大人。

ちょっと興味を引かれたので買ってみた。

 

EXグレードと、入門用のタブレットBAMBOO。

ちょっと安っぽいタブレットが全くダメだった。

拒否反応。

とてもペンと紙の代用にならないという印象だった。

「だめだこりゃ!

なもんで、ペン入れ済の原稿をスキャンして

そこから作業してみることとした。

 

安直に300dpi、2値化でComic Studioに直接読み込んでみた。

もう、読み込み品質の汚いこと汚いこと。

下手なコピーの方がまだましな感じ。

 

こりゃ使えん!

封印!!

 

ということでしばらくComic Studioはお蔵入りに。

デジコミ化の試みとともに、漫画執筆熱はどんどん下火になっていく。

その頃、新たに情熱を燃やせる分野が目の前に現れた。

古い映画のファン活動。

古い映画とは漠然とした言い方だが、

詳しく言うと「マカロニ・ウェスタン」。

 

1960年代後半から70年代前半にかけてブームになった

イタリア製西部劇のことである。

所謂ゲテモノジャンルだが、これがまた好きなのだ。

漫画・アニメ並み、またはそれ以上に濃いオタク仲間が居ることに気がつき

夢中になった。

それこそ、マカロニウェスタン熱が再燃している頃は

漫画、アニメ、ひいてはコミケットなどもどうでもよくなった。

 

漫画は全く描かなくなった。

2000年代前半のことであった。


サンテレビ系未公開カラテ映画うろおぼえレビュー(その1)「激突!ドラゴン対ジャガー」

2012-09-06 23:45:37 | 映画

サンテレビとは関西ローカルのUHF局である。

今でもあるのかな?

このチャネルでは、東京12チャンネル系の名画がよく放映されていた。

つまりは馬鹿映画の宝庫だった。洟垂れのジャリの頃には良くお世話になった。

 

そこでは一時、得体の知れない未公開カラテ物を一ダース位放映していた。

しかしこれらの作品群をしっかりと研究した文章は、未だお目にかかったことがない。

そこで放映されていた、レアなカラテ映画を記憶の限り復刻してみる。

名づけて、サンテレビ系未公開カラテ映画うろおぼえレビュー 

今日は第一回「激突!ドラゴン対ジャガー」

 

TV公開題名「激突!ドラゴン対ジャガー」

原題:「二龍争珠」

英語タイトル:Karate vs. Tiger/Shaolin Tiger Claw/Tiger's Claw

監督 呉天地(ン・ティンチ)

主演 金童(クリフ・ロク)

    石堅(シー・キエン)

1974年製作

これは大傑作!

「燃えよドラゴン」で悪役ハンを演じたシー・キエンがカッコイイ。

主人公の父親役を渋く演じている。

 

欧米では「燃えよドラゴン」の続編のような位置づけでかなりビデオ化されたようだ。

主役の金童は日本では無名だが、香港では今でもカラテの達人の扱いをされているらしく

最近でもひょっこり「EXILE魂」とかのTV番組に、

「香港のカンフーの達人」という触れ込みで登場しているそうだ。

童顔で、カラテの技も切れる。

ストーリーは「地獄から来たプロガンマン」に似た親子の因縁話。

 

腕自慢の暴れ者ドラゴンは、日々カラテ使いに勝負を挑み

喧嘩に明け暮れる毎日。

それを心配する母親。

ある日ドラゴンは、カラテの凄腕の達人のジャガーの存在を知る。

あらゆる手を尽くしてジャガーに挑もうとするが、

ジャガーは無法者だった過去を悔い、カラテを封印していた。

執拗に食い下がるドラゴン。

実はジャガーはドラゴンの生き別れた実の父親だった。

ついに対決。手心を加え、一旦は負けるものの

増長して荒くれ者になっていく息子の目を覚ますためジャガーは全力で息子を倒す。

悔しさ紛れに卑劣な一撃をジャガーに加えるドラゴン

胸を押さえながらヨロヨロと去っていくジャガー。

母親に全てを打ち明けられたドラゴンは

号泣して父の名をを呼ぶが、ジャガーは荒野に消えていった。

 

真の親心とは?を考えさせられ、落涙しました

面白かった!!

 


天高く、NEKO肥ゆる秋

2012-09-05 02:25:48 | 日々雑感
最近なんか、四六時中腹を減らしている感じがします。
何でだろう?
 
オラくらいの歳になったら、そうそうガッツかない
筈なのに・・・。
 
やっぱ食欲の秋なのか?
 
 
ツマミっぽい料理と、
ビールでガーっと行きたい!
 
ってなわけで、極私的お酒のアテになる
マイナB級グルメなどをつらつら書き綴ってみます。
 
まず今日は、バミから。
 
昔住んでたオランダ。
ちょっとしたビアパーティをやる場合には
まず、ハイネケンやらアムステルやらのビールを
マーケットでダースで買う。
 
そのあと、チャイニーズレストランでテイクアウトだ。
オランダのチャイニーズレストランは半ばインドネシア料理屋となっている
 
定番はナシとバミだ。
自分らはナシバミと呼んでいた。
 
バミは
正しくはバーミーと発音するらしいが、要は
インドネシア風ヤキソバ。
 
ナシはナシ・ゴレンが正式な名前のインドネシア風ヤキメシ
ナシはご飯という意味だそうなので
ナシとだけ言うと白飯が出そうだが、デフォでヤキメシが出た。
 
 
これだけでおごっそうだった。
 
バミはすこし、キシメン風の平べったい麺を炒めるのだけど、
中国炒麺風でも、日本ソースヤキソバ風でもないインドネシア風。
 
塩味というか、東南アジア風醤油味で
ちょっとベチャとした感じ。
具はなぜかモヤシが一杯。あと鶏肉。
 
なぜかトッピングでエビセン(かっぱじゃなくて、大きい揚げたヤツ)が乗ってる。
 
 
 
ナシはまあ、あんまり中華風とは大差ない炒飯。
 
 
これらがドッサリ、パックに詰められる。
 
素朴な味わいだが美味い。
 
バミとナシという、炭水化物コンビでオランダビールを飲るのが
独身赴任者の定番酒盛り料理。
 
 
ちょっとデンプン物ばっかで単調な場合はスプリングロール(春巻)をつける。
春巻も、どちらかというとベトナム風の味わい。
 
ギョーザはあまりポピュラーではないようでした。
 
ちょっとしたアテをテイクアウトしようとすると
便利なのが、インドネシア料理。
 
インドネシアでお手軽なのは
ナシ、バミ、サテの三種の神器。
 
あと、更に物足りなければ
自動販売機でも売っていたクロケトでしめる。
 
これは、日本のコロッケの原型とも呼ばれているもの。
ジャガイモの代わりにコーンビーフのようなものがぎっしりでうまい!
 
うーむ!オランダ独身飯で一杯と、またシャレこみたくなった!!

さてさて、また描きます

2012-09-02 22:28:52 | 制作日記

マンガ描きの夏休みも終了。

執筆活動も再開です。

 

謙虚さが少し失せてきた?

という自覚がちょっち出てきましたので

初心に戻って、一書生(?)というか一同人屋の気分で

謙虚に、必死に描いてみます。

 

ネタも、初心に戻って「アレ」をやります。

"reboot"です!

執筆日記も、ぐだぐだ考えずに

思いつくまま、書いていきます。

 

閑話休題。

今更になってやっと「アクエリオン」無印を見終わったので

間髪いれずに「アクエリオンEVOL」観てます。

録り溜めしてたものの消化ですが、、、

 

面白いっすね!EVOL