ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

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逝く夏への挽歌【コミックマーケット78】

2010-09-04 19:27:56 | 同人活動
コミックマーケット78が終わってはや3週間。

終わった後は、いろいろバタバタしていたので、
今改めて回顧してみます。


今年のコミケは、
まさに灼熱の「ダイハード・コミケ」。


「寄る年波」のせいか、やはり体がきつかった。
翌日仕事をしていても、体のあちこちが痛い。

今年の夏コミは特に暑く、飲み物をペットボトル3、4本準備しても
全部飲み干してしまいました。

兎に角、汗が滝のように噴出すので
尋常ではない。

知り合いの某先生が、熱中症にかかられたとの由。
あの熱さでは、仕方ないかとも思います。

サークルスペースの中であれ、鶏小屋の中の鶏よろしく
ほとんどとなりのサークルさんや、後ろのサークルさんと
肩や背中がぶつかるような狭い場所で、じっとしていなければならない。

まるで山伏の荒行修行のようです。
裸足で火の上を歩くより、たぶんこっちの方がだんぜんつらい



まあ、いい年こいて参加するイベントではない、というのは
よくわかるのだが、やめられないのは何故か?

特に、既に今流行のアニメやゲームのジャンルはフォローできていません。

「東方」とか「ヘタリア」が流行とのことで、
エリア丸ごとそのジャンルになっているようだが、
何の事だかよく分かっていません。

今思えば、20歳半ばから30歳くらいまでは
その時に旬のアニメ、マンガ(今はゲームも)の流行についていけたのですが
ある時期を境に付いていけなくなります。

そのタイミングがおそらく、コミケ、ひいてはオタクからの
卒業時期なのではないかと思います。

かっての同好の士も、櫛の歯がかけるように抜けていきました。
私の周りで残ったのは、ほんの1、2名。

なもので、コミケに参加していても流行の作品が判らないので
半分以上は、パスとなります。



じゃあ、おまえ、コミケに来てもツマランだろう?
と思われるかも知れないでしょうが、さにあらず。

真摯に作品に取り組んでおられる作家さんの作品は、
どんなジャンルであれ、読んでいて面白いし、勉強になります。

じゃあ、どうやってそれを見つけているのか?

答えは簡単。
カタログです。

電話帳のように分厚く、サークルさんのカットは名刺の半分もない
小さな1枚絵であるが、気合を入れて取り組んでおられる作家、サークルさんの
カットは何か惹かれるものがあるのです。

気合の入った作家さんは、カット一枚に
「私の作品を読めぇ!」っというシェリル・ノームのような
裂帛の気迫が込められているものです。


それらを片っ端からチェックして、当日見に行くのです。

何歳まで続けられるか、チャレンジです。



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