さて午後もだいぶ時間が経った頃、
ふざけおにさんが来られる。
小生の同人活動をサポートいただいている方の
ひとりだ。
なんか、過分な差し入れなどを頂戴してしまう。
お礼をしようにも今回、新刊が何も無い。
なので、
こんなこともあろうかと思って
密かに準備しておいた(真田さん風)
お手製水戸記念絵葉書を贈呈。
すると、なんとイラストまでお願いされる。
面映いのですが、お返しできるものが
ありませんので、こんなものでよろしければ
と、お請けする。
何で描きましょうか。
いつも使っている、ZEBRAのつけペンと「墨の華」は
無論持ってきておりませんので
ミリペンとコピックで描く。
ミリペンを使ってライブで描く!
っていうのは、大学の漫研時代に
よく似顔絵描きでやっていた手法。
其の頃は、下書きなしの一発描き
ひとりあたり3分、1日100人描き!
なんて訓練をやらされたものです。
ノリは体育会みたいです。
最近はどんなのかなぁ・・・。
ですんで、生で絵を描くのは抵抗がないのですが
欠点として、
描き出すと絵に没頭してしまう、というのがあります。
相方がいるときは、その間売り手を頼みます。
不思議なもので、「売らんかな」でギンギンになっていると
お客様は寄ってこず、かえってその体勢を崩し
一心不乱の物書きモードに入ると、
逆にお客様が寄ってくるのです。
小生、絵を描いていると周りの事が見えなくなりますんで、
何回か、
「これ頂いていいですか?」と声をかけられ
慌てて我に戻って接客させて頂くことも。
出来上がり。
悪くないと思われるので、記念撮影。
我ながら、誰かのタッチに似てるかなぁ
と思いを廻らせていると
ふと口をついて出てきたのが
わたなべまさこ先生 の名前。
「忠津陽子先生、文月今日子先生の模写から入って
高橋留美子先生やら何やらを経て
ぐるりと廻って
わたなべまさこ先生のフォロアーに辿り着いたか?」
(大いなる勘違い)
それはそれで面白かったりして。
無事色紙をおにさんに謹呈!
握手をさせて頂き、再会を約します。
「次は(通っていれば)夏のコミケットで・・・。」
しばらくボーっとしていると、
ゲーム系即売会を主催するあさのんさんと、
同人作家で、小生と同じバルディオスの作品も描かれる
岬龍飛さんが来られる。
短い間ですが、話し込む。
今年は「バルディオス生誕30周年なので、何かやりましょう!」
ということで、意見が一致。
おし、あたしの描きかけの作品もなんとかしちゃいましょう!
時間が進み、閉幕間近。
ブロック担当のスタッフさんが、
「ブロックノート、みませんでしたか?」と
涙目で来られる。
早々に撤去されたサークルさんもいらっしゃるので
荷物に紛れ込んでしまったのか、出てこないようだ。
スタッフさんは、上長の方を連れてこられ
再度聞きまわっている。
最近の人には、ブロックノートなど
なじみが薄いんで、持って帰ったんだか、
間違えて捨ててしまったんだか・・・。
そうこうしているうちに、閉幕のアナウンスが流れる。
「これをもちまして、コミケットスペシャル5 in水戸を
閉幕いたします。皆様、お疲れ様でした!」
サークル参加者も一般参加者も、スタンディングオベーションです。
パチパチパチパチ・・・・・。
それがやがて、三本締めに変わる。
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャン
「もう一丁!」
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャン
パチパチパチパチ・・・・・。
そして、お隣の赤毛のアンサークルさんが
お客さん、スタッフを巻き込んでの乾杯を始められる。
小生も一献、ゴチになる。
五臓六腑に染み渡る美味さである。
これが、コミケット・スペシャルの醍醐味であろうか・・・。
これはレギュラーのコミケットでは、経験できない味であろう。
ほろ酔い加減で会場の外に出ると
メインストリート一帯に音楽が流れている。
よく効くとボーカロイドの歌だ。
初音ミクの唄う茨城県歌か、水戸市歌なのであろうか?
まあ、総括などをしてみると
「同人誌即売イベントとしては、今ひとつだったが
お祭りイベントとしては、成功!」
てなところじゃないでしょうかね?
買い手にしてみると、あまり目だった新刊もなく、という感じで
売り手にしてみると、客足がいまひとつ。
そもそも、この規模でオールジャンル即売会、というのは
どっちつかずの感が強いですね。
でも、お祭りとしてみると
楽しさを満喫させて頂いた、という感想です。
早々に、「売るモード」をあきらめたのが
良かったのかもしれません。
帰路、
水戸駅から見た夕陽の美しさが
これまた忘れられません。
皆様、お疲れ様でした。
また、お会いいたしましょう。
ふざけおにさんが来られる。
小生の同人活動をサポートいただいている方の
ひとりだ。
なんか、過分な差し入れなどを頂戴してしまう。
お礼をしようにも今回、新刊が何も無い。
なので、
こんなこともあろうかと思って
密かに準備しておいた(真田さん風)
お手製水戸記念絵葉書を贈呈。
すると、なんとイラストまでお願いされる。
面映いのですが、お返しできるものが
ありませんので、こんなものでよろしければ
と、お請けする。
何で描きましょうか。
いつも使っている、ZEBRAのつけペンと「墨の華」は
無論持ってきておりませんので
ミリペンとコピックで描く。
ミリペンを使ってライブで描く!
っていうのは、大学の漫研時代に
よく似顔絵描きでやっていた手法。
其の頃は、下書きなしの一発描き
ひとりあたり3分、1日100人描き!
なんて訓練をやらされたものです。
ノリは体育会みたいです。
最近はどんなのかなぁ・・・。
ですんで、生で絵を描くのは抵抗がないのですが
欠点として、
描き出すと絵に没頭してしまう、というのがあります。
相方がいるときは、その間売り手を頼みます。
不思議なもので、「売らんかな」でギンギンになっていると
お客様は寄ってこず、かえってその体勢を崩し
一心不乱の物書きモードに入ると、
逆にお客様が寄ってくるのです。
小生、絵を描いていると周りの事が見えなくなりますんで、
何回か、
「これ頂いていいですか?」と声をかけられ
慌てて我に戻って接客させて頂くことも。
出来上がり。
悪くないと思われるので、記念撮影。
我ながら、誰かのタッチに似てるかなぁ
と思いを廻らせていると
ふと口をついて出てきたのが
わたなべまさこ先生 の名前。
「忠津陽子先生、文月今日子先生の模写から入って
高橋留美子先生やら何やらを経て
ぐるりと廻って
わたなべまさこ先生のフォロアーに辿り着いたか?」
(大いなる勘違い)
それはそれで面白かったりして。
無事色紙をおにさんに謹呈!
握手をさせて頂き、再会を約します。
「次は(通っていれば)夏のコミケットで・・・。」
しばらくボーっとしていると、
ゲーム系即売会を主催するあさのんさんと、
同人作家で、小生と同じバルディオスの作品も描かれる
岬龍飛さんが来られる。
短い間ですが、話し込む。
今年は「バルディオス生誕30周年なので、何かやりましょう!」
ということで、意見が一致。
おし、あたしの描きかけの作品もなんとかしちゃいましょう!
時間が進み、閉幕間近。
ブロック担当のスタッフさんが、
「ブロックノート、みませんでしたか?」と
涙目で来られる。
早々に撤去されたサークルさんもいらっしゃるので
荷物に紛れ込んでしまったのか、出てこないようだ。
スタッフさんは、上長の方を連れてこられ
再度聞きまわっている。
最近の人には、ブロックノートなど
なじみが薄いんで、持って帰ったんだか、
間違えて捨ててしまったんだか・・・。
そうこうしているうちに、閉幕のアナウンスが流れる。
「これをもちまして、コミケットスペシャル5 in水戸を
閉幕いたします。皆様、お疲れ様でした!」
サークル参加者も一般参加者も、スタンディングオベーションです。
パチパチパチパチ・・・・・。
それがやがて、三本締めに変わる。
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャン
「もう一丁!」
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャシャシャン、
シャン
パチパチパチパチ・・・・・。
そして、お隣の赤毛のアンサークルさんが
お客さん、スタッフを巻き込んでの乾杯を始められる。
小生も一献、ゴチになる。
五臓六腑に染み渡る美味さである。
これが、コミケット・スペシャルの醍醐味であろうか・・・。
これはレギュラーのコミケットでは、経験できない味であろう。
ほろ酔い加減で会場の外に出ると
メインストリート一帯に音楽が流れている。
よく効くとボーカロイドの歌だ。
初音ミクの唄う茨城県歌か、水戸市歌なのであろうか?
まあ、総括などをしてみると
「同人誌即売イベントとしては、今ひとつだったが
お祭りイベントとしては、成功!」
てなところじゃないでしょうかね?
買い手にしてみると、あまり目だった新刊もなく、という感じで
売り手にしてみると、客足がいまひとつ。
そもそも、この規模でオールジャンル即売会、というのは
どっちつかずの感が強いですね。
でも、お祭りとしてみると
楽しさを満喫させて頂いた、という感想です。
早々に、「売るモード」をあきらめたのが
良かったのかもしれません。
帰路、
水戸駅から見た夕陽の美しさが
これまた忘れられません。
皆様、お疲れ様でした。
また、お会いいたしましょう。
さすが100人斬りの腕前なのですね。
新作、楽しみにしております。
>わたなべまさこ先生
ああ、言われれば。「なかよし」で読んでました!
うつむき加減の流し目と長いまつげと透けて消えそうな女の人の感じします。
どこかヤマトのスターシャ風ですが、わたなべ先生の漫画自体は結構グロい話多くて、個人的に大好きでした。
>わたなべまさこ先生
まさに同感で、グロなホラーのイメージが強く
「何故似てる?」
と戦慄してしまいました。
実際のところ。
まあ、たまたまなんでしょうけどね。