ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

おやぢ マンガ制作への道 第十六章 「死に到る病、そして・・・」(肩の凝る話)

2007-10-08 01:11:48 | 制作日記
月に一度、古い仲間とチャットをする機会を持っている。
かなり前から定期的にやっている。

主宰が、「うる星やつら!」全盛のころ、
キティ・ファンクラブ関西最年長会員と言われたAさんである。
(Aさん、多謝!)

最近のチャットで盛り上がった話題が「四十(五十?)肩」。
おじん臭いこと極まりない。

昔はアニメ映画封切の初日に、朝一番で並び
「松本零二」「りんたろう」といった話題で盛り上がったヲタ少年たちが
「五十肩」の話題で盛り上がるとは情けない・・・。

ただ、唯一誇れるのは、
未だにライブでやっている番組について、語れることであろう。
長くマニアをやっていると、作品・ブームの流行り廃れがあり、
栄枯盛衰のあわれを感じることが多いが、
その時に生でやっている作品で、まだ会話が成立することである。

かのA氏とも、長い時には1年会わない時があったが、
会う度に

「うる星」
「めぞん一刻」
「ボトムズ」
・・・・・・
「おじゃ魔女」
「プリキュア」
「電王」
と、ホットな作品で会話が成立するのが、面白い。

彼も、筋金入りのおやぢマニアである。
いや、同世代では日本屈指かもしれぬ。
なんせ、夜はほとんど睡眠を取らずにネトゲ、
朝はきちんと会社に出社、
昼は食事を取らずに、睡眠不足の解消
というパターンを続けているそうだから、頭が下がる。

かのダーウィンが
「最後に生き残るものは、変化に対応するものである」という事を唱えたらしい

おやぢマニアが生き残る術も、そんな所にあるのかもしれない。

ただ、五十肩はつらい!
メタボもつらいが・・・。

「マンガを描いて減量」、進捗報告
マンガを描き始めて、晩酌の回数が減った。
飲むと、絵が描けないという単純な理由である。

だからかどうか分からないが、下書き開始前に比べ体重-1.2Kg減である。
いい調子だ。


新約バルデイオス「Flowers For Aphrodia」プロット・4
ネグロス。
亜空間戦隊アルデバロンの、戦闘指令官。
現場のトップという位置付けで、序列的にはアフロディアに次ぐ
ナンバー2。

一卵性双生児の兄・ガロの死を逆恨みし、アフロディア失脚を目論む。
人間の器的には小さいが、なんと総統の地位をも虎視眈々と狙っているという
野心家。

アフロディアのことを、常に
「女のくせに・・・」
「総統の囲われ者」と蔑んでおり
姑息な手管でアフロディア追放に成功し、終にはその命をも狙う。

兄の敵討ちという事が、行動原理のようだが意外とどうだか怪しい。
それほど兄思いかどうか。
腹心のデグラスとは、上司・部下の関係を超えた匂いが・・・。


お話的には今回のエピソードのキーマン。
簡単に言うと、アフロディアが悪者の中のいいもの。
こいつが、悪者の中の悪者。

ネグロスをいかに憎々しく、かつ魅力的に描くかがポイントと思われる。
しかし、あまりに憎らしく描いたネームの第一稿では
後編のクライマックスのカタルシスが感じられなかったので、
非情に悩み中・・・・。

TV版の当初プロット通りに描くと、その回でアフロディアは死に
ネグロスは高笑いで終わる、という展開。

ちょうど、マカロニ・ウェスタンの名作「殺しが静かにやって来る」
みたいな感じだ。
(幼い頃、両親を惨殺され、自らも声帯を切られて声を失ったガンマンが、
 復讐を果たすため早撃ちをマスターし、憎き敵を追い詰めるも、返り討ちに
 会って殺されるという、救いのない作品)

大幅にお話を組み替えてみようかしら・・・。
予定では、それは後編での展開なので、もう少し時間がある。

それよりか前編50ページが、出来るかどうか・・・。


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