今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

雨降って地固まった

2021年10月28日 | ニャー
3年ほど前、「気心の知れた猫」という記事を書きました。
ニャーのことです。
わが家の猫たちの数が増えるにつれ、ニャーと疎遠になっていくことを危惧した。
ニャーは自分にとって気心の知れた特別な猫だ。
だから無理に他の猫たちと平等に扱う必要はない
それは、後から保護した猫たちにわかってもらうしかないんだ。
それが自分の結論だった。

今回は久々、ニャーのお話です (以下写真は最近のニャー)

しかし頭でわかっていても、身体がわかっていなかった。
ニャーが他の猫を襲って自分(オジン)にこっぴどく叱られる。
するとニャーはますます他の猫を襲う(転化行動)といった悪循環。
やがてニャーは、夜寝るときも自分と離れて独りポツンと寝るようになった。
ニャーには仲間も、頼りになる保護者もいなくなった。
どんなに寂しい思いをさせたことか。

寒くなって"お風呂湯飲み"が復活しました(湯船のオジンが撮影)

やがてニャーはストレスから膀胱炎、そして結石を患い、生死の間を彷徨った。
2ヶ月の闘病。痛みにもがき苦しみ、2度の麻酔なし尿管開通作業にも耐えた。
その間、自分はどんなに後悔してもしきれなかった。
しかしニャーは奇跡的に生還。
頑張り抜いたニャーは自身だけでなく、このアホな保護者まで救ってくれたのでした。


ホカペカバー潜りも復活・・「でもみんなに真似されて困るんだニャ」

あれから2年半。
何とかニャーとの関係を再構築し、そして深めてきた。
今では家にいるときはつかず離れずいつも一緒。
かつてのテツに継ぐ、自分の分身のような猫になりました。
このブログを始める前からの付き合いという現役最古参。
ブログに登場する殆どの猫を知り、自分と思い出を共有できる猫。
今度こそ自信を持って言える、「ニャーは気心の知れた猫。」

夏も冬も、就寝時は不動の位置です(オジンベットにて)


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