今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

シャッポとチビの記念日

2017年04月10日 | シャッポ
(過去ニャンコの記事なので未公開写真が少なく、再掲写真も含まれます)

どっちのニャンコも一年前の3月に店に現れ、4月にはスタッフと交流を深めて店の子になりました。チビは当初ニャーにくっついていたけど、シャッポが仲間になってからは大の仲良しになって、3匹の中では融和剤のような役割だった。そしてニャーとシャッポが揃っての看板猫、お客さんの間でも評判の存在に。それから半年も経たないうちに、人馴れに時間のかかったチビの事故死で歯車が狂い始めた。

             くつろぐ三匹

三匹とも今はいません。(ニャーはわが家ですが。)
でも未だに、店内のここかしこで三匹が見え隠れしていた光景が思い浮かびます。何だかノラの世界は消長が激しいだけに、はかないと言うかせつないと言うか・・。 短かったひとつの時代が終わって、ああ、またトシ食ったんだなあと。

    
      ニャー&チビ       シャッポ&チビ      ニャー&シャッポ

先日シャッポをよく知るお客さんと話す機会がありました。
そのお客さんは、まだシャッポが完全に店に定着していなかった5月6月頃、店以外の数ヶ所でシャッポを見かけたとのこと。いずれもシャッポ捜索中に見回ったところだったけど。

それからノラの話になって、自分がシャッポ捜索中ニャンコすら見かけてないことに驚いてました。たくさんいるんだそうです。考えてみれば、ダイフクをはじめカブキだのモドキだの毎夜毎夜来ているわけだし・・。で、教わった公園の片隅に出向いたところ、ノラがいました。それこそシャッポに似たのも。 この話は、また別の機会に報告します。

             シャッポの店番

それにしても、シャッポが唐突に姿を消してから4ヶ月になろうとしている。
当初は何となく戻って来るような気もしていたけど、必死の捜索も虚しくついに迷宮入りしてしまった。あれだけ信頼を寄せてくれたシャッポを見放してしまったことに後悔と反省はつきない。そして、どうして?という気持ちは強く心に残ったままだ。

事件事故でないのなら、シャッポが自分の意思で消えたのなら、食べ放題の食事と暖かい寝床に勝る不満があったということです。店頭でいじめられて以来お客さんを怖がるようになって、自分より強いライバル(ダイフク)が再び現れたり、恋の相手がいなかったり、そして何より、信頼する保護者があれしなさいこれしなさいと干渉し始めた。

             甘えん坊シャッポ

ニャンコは不満を言いません。ただ黙って去るだけ。
それは、このブログの最初の記事で自分が書いたことだったのに。
シャッポが教えてくれたこと。
愚かな人間は、事が起こってはじめて自分の愚行に気づくのです。


            
           シャッポよ、もしも達者でいるのなら
              今頃お前は何を思う?



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