今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

あれから1年 ~シャッポ:自由を愛した風来坊~

2017年12月21日 | シャッポ
あれは昨年の、今日のことでした。
シャッポが唐突に消息を絶った。当初は戻って来るに違いないと思いながら、事態は本格的な捜索へと深刻化していった。そのうちシャッポがいた頃の店の光景が色あせてきて、次々と新しいノラが現れる中で時代も無情に変化し、そして、いつしかシャッポは過去の存在となっていました。

その過程でいろいろな思いが頭を過って、とにかく考えさせられた。ノラを幸せにするとはどういうことか、シャッポは何を望んでいたのか、自分は彼の信頼に応えられなかったのか、何故、どうしてシャッポはこの店を後にしたのか・・・。残されたのは、シャッポの理解者になろうとして結局なれなかった自分でした。

今は、ノラの理解者のような書き方を自嘲しています。自分にはその資格がないから。それに、家裏で暮すイエミケの2匹のチビたちを見ていると、生まれながらに備わったそれぞれの個性を強く感じます。ひと口にまとめてニャンコたちのことを語るなんて、やっぱり無理なんだよな。

ノラたちと付き合い始めて、次から次へと押し寄せてくる出会いに感慨に耽っている暇すらないこともわかった。自分はそのひとつひとつの個性とも向き合おうとしているのだから、手馴れたボラさんたちなら呆れるくらい悠長なやり方なんだろう。でもこうして自分の経験を綴ることで、ノラたちを理解する上で少しでも役に立てばと思うのです。

これからもシャッポのように、離れていくニャンコはいるだろう。今の接し方では、自分は選ぶのではなく選ばれる立場だから。先月、行方知れずだったモドキと4ヶ月振りに再会したことは心強かった。シャッポも、どこかで達者で暮らしている可能性がぐっと高まったからです。シャッポと暮らした8ヶ月間、本当に沢山の思い出を残してくれました。


以下に、これまで使ったシャッポの写真のうち主なものを編集してみました。実はシャッポの写真は他にもかなりの量があるのですが、ここには自分にとって思い出深い写真が集まっています。特に冒頭の写真、チビがいなくなった夜(そのときはまだ事故死と知らず)にチビを探し続け、PCの中のチビの姿をいつまでも追い続けたシャッポの姿は忘れられません。

                  シャッポ:店生活の軌跡             
     
      
     
     
     
     
      
     
     
     
      
     
     
     
               
    

               3匹(ニャー、チビ、シャッポ)
              

                   シャッポとチビ
              
     
      


                   シャッポとニャー
              
     

                  シャッポとダイフク
              



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