"超"と言っても5,6匹。 もうスタートしちゃってるんですけどね。
このところ外ニャンを案ずる記事が続きましたが、家の中はそれ以上に大変でした。これまで3匹を限度と決めていたのに、現在既に5匹。しかもさらに増えそうです。ノラの保護を続けていると、こっちの事情よりも相手(ノラ)の事情で増えてしまう。里親さんが見つからなかったときのことを考えておかないと、老人の道楽→多頭飼いの崩壊なんてことになりかねない。
ということで、遅ればせながら多頭飼いの勉強を始めました。勉強と言っても本やネット記事の読み漁りです。実際調べてみると、通り一遍の話は溢れているのに案外知りたい部分が抜けている。そこで手始めに、まずは自分が知りたいことを挙げてみました。
保護してからもう3週間になるリン一家(リン、キー、クウ)
Know How記事で調べた要点をまとめてみると;
1.頭数の上限は、使える部屋の数-1
2.トイレの数は、頭数+1
3.先住猫を優先する
4.はじめは徐々に交流させる
5.それぞれの居場所(パーソナルスペース)を確保してやる
6.食事のやり方に気を遣う
7.いつもいじめられる猫がいたら気を遣う
8.いじめる側の猫にも気を遣う(叱らない)
9.未去勢雄猫の同居は避ける
10.どうしてもだめなら無理せず部屋を隔離する
11.多頭飼いは子猫からの方がうまくいく
等々。これらの項目は主にこれから頭数を増やそうという人を対象にしているので、わが家では対応できない部分も多い。それに気を遣うといってもどうするのか、トイレは数だけの問題で"指定"の必要はないのか、パーソナルスペースはどの程度か、といった具体的な話は見つからなかった。
お店のテンちゃんとちび太
さらに大事なこと。保護者が高齢の場合はいざというときの行き先を確保しないと、"道連れ"なんてことになりかねない。それに、ニャーとみうは既にわが家の家族です。保護猫と家族の間に一線を引くのか同じに扱うのか。もちろん実際に差別するなんてことはなくても、保護者の気持ちを整理しておく必要はあると思います。
ニャーとみう(みうの部屋にて)
さて、わが家の現状はどうかと言うと(自分の判断);
・ニャーは保護者2人との蜜月を望む? 他のニャンコが好きじゃない
・ニャー以外は家庭内ノラ状態(人間から逃げ回る)
・みうは極度に臆病、しかし自室ではオジンにゴロンゴロンする
・リンとキーは自室ではオジンに甘える
・クウも極度に臆病で完全ノラ状態
・ニャーはみうを襲う(しかし動かないでいるときは睨みがらも共存する)
・リンとニャー、リンとみうは距離を保って共存できそう(お互い知らん振りを装う)
・不意に大接近したときはニャーやみうよりリンの方が強そう(今のところ喧嘩はしない)
・キーとクウは子猫特有の中立(誰にでも同じように接し、成猫には一目置く)
5匹が一同に会すると、成猫同士は気を遣い合ってその間を子猫たちがちょろちょろ。しかしそのうちニャーは嫌になって(居場所がなくて落ち着かない)外に出たいと訴え、みうは自室に逃げ込もうとする。現状リンたちは1日に2,3回、1回に1時間ほど保護部屋から出しています。そのときはキッチンとリビングだけ開放し、ニャーのトイレや食器も隔離。ニャーは少なくとも夜の間は、保護者との蜜月を確保しています。
ニャーとリン一家
リン一家の保護部屋にはトイレが2つ(砂とシステム)。共有で両方使っています。みうのトイレは自室に、ニャーのは共有スペース(廊下)に。ニャーはみうの部屋に入るとトイレを使うが保護部屋のは使わない。みうは自室以外のトイレを使わない。リン一家は、他人(猫)のトイレも気にせず使おうとします。食事に関しては、ニャー以外は隙あらば誰のでも食べる。ニャーはみうのは食べるが保護部屋や保護者の食事には手を出しません。
みうとキー
自分的には、今の5匹は何とかいけそうかな。チビたちがみうに一目置くのがポイント。相手が子猫のうちなら、みうも優位性を保てるわけです。気になるのはニャーのストレス。ニャーはあまり顔に出さないだけに気をつけて見ないと。5匹と言ってもリン一家は家族なので扱いやすく、むしろ一気に環境が変わったニャーとみうの方が大変だろうと推察。
今は時間的にも物理的にも限定条件下で一同に会していますが、まったく自由に共同生活するのはもう少し様子を見てと考えています。そのときのトイレの使用状況、食事の状況、各自のストレス状態などを見極める必要がある。その前にリンたちのウィルスチェックも行わないと。
テンちゃんとちび太(店)
それに、さらにもう1匹増える予定が。
ちび太です。明日の手術の後、経過観察の目的で1日ほど家に連れ帰ります。例によって先生には術後10日間安静と言われている。その後は、諸般の事情を考えるとそのまま家で保護するのが一番だと妻と相談しています。しかし部屋数が足りない。"自室"があるリンたちとみうはいいけど、ニャーとちび太は自分だけの時間をかなり失うことになるだろう。頼みの綱は、この2匹が他の4匹と違って人間(特にオジンとオバン)大好きなこと。でも、最終的には彼ら自身が判断することになるのです。
ちび太:いよいよ明日手術です
このところ外ニャンを案ずる記事が続きましたが、家の中はそれ以上に大変でした。これまで3匹を限度と決めていたのに、現在既に5匹。しかもさらに増えそうです。ノラの保護を続けていると、こっちの事情よりも相手(ノラ)の事情で増えてしまう。里親さんが見つからなかったときのことを考えておかないと、老人の道楽→多頭飼いの崩壊なんてことになりかねない。
ということで、遅ればせながら多頭飼いの勉強を始めました。勉強と言っても本やネット記事の読み漁りです。実際調べてみると、通り一遍の話は溢れているのに案外知りたい部分が抜けている。そこで手始めに、まずは自分が知りたいことを挙げてみました。
保護してからもう3週間になるリン一家(リン、キー、クウ)
Know How記事で調べた要点をまとめてみると;
1.頭数の上限は、使える部屋の数-1
2.トイレの数は、頭数+1
3.先住猫を優先する
4.はじめは徐々に交流させる
5.それぞれの居場所(パーソナルスペース)を確保してやる
6.食事のやり方に気を遣う
7.いつもいじめられる猫がいたら気を遣う
8.いじめる側の猫にも気を遣う(叱らない)
9.未去勢雄猫の同居は避ける
10.どうしてもだめなら無理せず部屋を隔離する
11.多頭飼いは子猫からの方がうまくいく
等々。これらの項目は主にこれから頭数を増やそうという人を対象にしているので、わが家では対応できない部分も多い。それに気を遣うといってもどうするのか、トイレは数だけの問題で"指定"の必要はないのか、パーソナルスペースはどの程度か、といった具体的な話は見つからなかった。
お店のテンちゃんとちび太
さらに大事なこと。保護者が高齢の場合はいざというときの行き先を確保しないと、"道連れ"なんてことになりかねない。それに、ニャーとみうは既にわが家の家族です。保護猫と家族の間に一線を引くのか同じに扱うのか。もちろん実際に差別するなんてことはなくても、保護者の気持ちを整理しておく必要はあると思います。
ニャーとみう(みうの部屋にて)
さて、わが家の現状はどうかと言うと(自分の判断);
・ニャーは保護者2人との蜜月を望む? 他のニャンコが好きじゃない
・ニャー以外は家庭内ノラ状態(人間から逃げ回る)
・みうは極度に臆病、しかし自室ではオジンにゴロンゴロンする
・リンとキーは自室ではオジンに甘える
・クウも極度に臆病で完全ノラ状態
・ニャーはみうを襲う(しかし動かないでいるときは睨みがらも共存する)
・リンとニャー、リンとみうは距離を保って共存できそう(お互い知らん振りを装う)
・不意に大接近したときはニャーやみうよりリンの方が強そう(今のところ喧嘩はしない)
・キーとクウは子猫特有の中立(誰にでも同じように接し、成猫には一目置く)
5匹が一同に会すると、成猫同士は気を遣い合ってその間を子猫たちがちょろちょろ。しかしそのうちニャーは嫌になって(居場所がなくて落ち着かない)外に出たいと訴え、みうは自室に逃げ込もうとする。現状リンたちは1日に2,3回、1回に1時間ほど保護部屋から出しています。そのときはキッチンとリビングだけ開放し、ニャーのトイレや食器も隔離。ニャーは少なくとも夜の間は、保護者との蜜月を確保しています。
ニャーとリン一家
リン一家の保護部屋にはトイレが2つ(砂とシステム)。共有で両方使っています。みうのトイレは自室に、ニャーのは共有スペース(廊下)に。ニャーはみうの部屋に入るとトイレを使うが保護部屋のは使わない。みうは自室以外のトイレを使わない。リン一家は、他人(猫)のトイレも気にせず使おうとします。食事に関しては、ニャー以外は隙あらば誰のでも食べる。ニャーはみうのは食べるが保護部屋や保護者の食事には手を出しません。
みうとキー
自分的には、今の5匹は何とかいけそうかな。チビたちがみうに一目置くのがポイント。相手が子猫のうちなら、みうも優位性を保てるわけです。気になるのはニャーのストレス。ニャーはあまり顔に出さないだけに気をつけて見ないと。5匹と言ってもリン一家は家族なので扱いやすく、むしろ一気に環境が変わったニャーとみうの方が大変だろうと推察。
今は時間的にも物理的にも限定条件下で一同に会していますが、まったく自由に共同生活するのはもう少し様子を見てと考えています。そのときのトイレの使用状況、食事の状況、各自のストレス状態などを見極める必要がある。その前にリンたちのウィルスチェックも行わないと。
テンちゃんとちび太(店)
それに、さらにもう1匹増える予定が。
ちび太です。明日の手術の後、経過観察の目的で1日ほど家に連れ帰ります。例によって先生には術後10日間安静と言われている。その後は、諸般の事情を考えるとそのまま家で保護するのが一番だと妻と相談しています。しかし部屋数が足りない。"自室"があるリンたちとみうはいいけど、ニャーとちび太は自分だけの時間をかなり失うことになるだろう。頼みの綱は、この2匹が他の4匹と違って人間(特にオジンとオバン)大好きなこと。でも、最終的には彼ら自身が判断することになるのです。
ちび太:いよいよ明日手術です