nekoです。今晩は。
今日は雨。どこも行けませんでした。今月も修羅場。明日から修羅場。気が滅入ってきます。仕事では自分を必要としてくれているのはありがたいことですが、きっと私という人間自体を必要とされていないんだろうな。
さて、長年の懸案だったディストリービューター(通称:デスビ)を交換しました。
今まで、青空ちゃんの納車時から27年間ずっと遠心進角式のボッシュ・009デスビを使用してきました。なので、バキューム進角式がどんなものなのか体験したことなかったのです。
昨年たまたま友人ヤマヲさんが社外のバキューム進角式デスビを手に入れまして、自分の車では使えなかったので譲ってもらえることになっていたのがそのままとなっていたので、今回ヤマヲさんのご協力の下、交換作業をしてみました。
昨年一度交換作業を行おうとして上手くいかず、そのとき断念したのですが、今回はその反省を踏まえ、すんなりと交換完了。
今回009に使っていたポイントレスキットは使えないので、付属のポイントとコンデンサーで設定しました。
テスト走行の結果、非常になめらかに加速し、息つくするような一瞬パワーが逃げるような症状がほぼ無い状態になって、大満足。
しかし、翌日職場に車で行ったところなんとなく調子が悪い。タコメーターは何かピョコピョコ表示が安定しない。加速時のパワーが足りない。そして帰宅の時には、パンパン音がして全く不安定な状況に。
翌日も車で会社に行かなければならなかったので、ポイントギャップを確認したところ、狭くなっておりました。
仕方が無いので夜ポイントギャップ調整をし直してその後すぐのテスト走行では良好だったので翌日望んだのですが、やっぱり調子が悪い。
これはポイントが品質不良なのでは無いか、という事で、このデスビもポイントレスにして安定を手に入れよう、という事になって、バキューム進角用のポイントレスキットを購入しました。
本当は009用のキットを改造することも考えたのですが、結構面倒くさそうだったことと、いつでも009へ戻せるようにということもあって、新たに用意しました。
車屋で場所を借りて作業をしたのですが、最初行った調整では、なんとなくパワー感が足りない。009を使っていたときと変わらない感覚でした。
そこで納得いかず再度分解してみたところ、デスビの回転軸にはめ込む黒い部品に謎な溝がついているのです。これはどこかにこすれているに違いない。
確かにギャップ調整したとき、もう少し隙間を狭くしたかったのですが、調整出来る幅いっぱいまで移動させても、ちょっと隙間広い感じはしていたのです。
このギャップが広いことできっとパワーがでないのであろうと思い、よくよくセンサーを固定する2枚の金属プレートを観てみると、どうやらこの部品と黒いリング状の部品が干渉する事が解りました。
デスビも社外品で品質が良くないという話もありますし、ポイントレスキット自体もハズレを引いたのかもしれません。
そこでプレートをそれぞれ削って、センサーの調整出来る溝も少し削って広げたりと、色々加工することで、リング状の部品が擦れなくなったり(と思う)センサーギャップも恐らく良い感じになったのではないでしょうか。
ポイントレスキットの設定も終わり、プラグコードのコネクタも一部折れたりしたので、コードも交換してテスト走行したところ、かなり良い感じになりました。
タコメーターの針の動きも安定しましたし、息つく感じも改善された気がします。
1日しかテスト走行出来ていないので、ポイント使っていた時みたいに時間が経つと調子悪くなるというのがないかは未確認ですが…。
その後問題が発生しなければ、今回のデスビ交換は一応成功、という事になりますかね。
今の段階で安定してくれれば、やはりシングルキャブのノーマルエンジンの場合は、009よりバキューム進角タイプのデスビの方が、なめらかな走りを感じられて良いですね。これがボッシュの純正デスビやポイントだったら色々削ったりしないでも良い感じで使えたのでしょうかね…。
協力いただいたヤマヲさん、MERRYMAKERRのテラくん、ありがとうございました。
それではまたいつか、お会いしましょう。
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