2010年10月2日(土)、八ヶ岳キレットに行きました。
八ヶ岳キレットは、来年にでも歩こうかなぁ~と考えていましたが、
いろいろ調べてみると、日帰りでも何となることがわかったので、
熱が冷めないうちに行ってみようと思いました。
このころ、テント泊の荷物背負うと足の付け根が痛くなるものですから、
テント泊は避けたかった。
コースマップです。
最初、天女山からのピストンも考えたのですが、エスケープする場合は山小屋しかない。
お金もかかるし、何といっても山小屋には泊まりたくない。
周回コースであれば、
真教寺尾根のリフト乗り場に辿り着けさえすれば、
あとは何とか帰って来られるし、そこまでだったら歩ける自信がありました。
天女山の駐車場を午前5時出発です。
まだ薄暗いので、ヘッデンを点けました。
天の河原を通過
朝焼け
思い出の石碑 3回目の対面です。
初めて八ヶ岳に来たときは、ここで引き返しました。
私にとっては、大切な場所の一つです。
南アルプスの山並み
北岳、甲斐駒、仙丈・・ぐらいしかわかりません。
それでも、思い出のある山々が一望できることに少し感激しました。
登ったことのない山よりも、登ったことのある山を見る方が感動しますね。
励ましの看板
でも、調布市と何か関係があるの?・・と、つい余計な事を考えてしまう。
快晴の三ッ頭
そういえば、大昔はこれらの山々が、実は一つの大きな山だった・・
という話を聞いたことがあります。
富士山をはるかに越える標高だったそうですが、噴火で吹き飛んでしまったとか。
噴火の後に残ったのが、現在の八ヶ岳だそうです。
まぁ、そういう説もあるということですが、本当かもしれませんね。
権現岳に到着
岩の後には、中学生ぐらいの少年達が大勢いました。
先生に引率されて、青年小屋の方から登って来たようです。
登り疲れて座り込んでいる少年がいましたが、
先生らしき人が、「よく頑張ったなぁ。 きっと大きな自信になるぞ!・・」と励ましていました。
良い先生だなぁ~
これから進むキレット
北アルプスや南アルプスに比べると、八ヶ岳って本当にコンパクトな山並みですね。
さぁ、キレット越えに向けて最難関の梯子を下ります。 ドキドキ!
アレッ、もう終わりですか? もっと長いと思ってたのに~。
でも、下から見ると、結構長いです。
銀色の道標
キレット小屋に到着
権現岳から1時間半もかかった。
途中で、1回、転んだし・・。 (ストック、また曲げちゃった~。)
また今度来るときのために、テント場を確認
「えっ、ここに10張りもできるの? 狭いよ~」
ふと見上げると、きれいに紅葉した葉っぱが・・
上空には、モーターグライダーが気持ちよさそうに飛んでいる。
そういえば、このところラジコン・ヘリを全く飛ばしていない。
私の指、まだ操縦感覚憶えているかなぁ?
もう全然、飛ばせなくなってたりして・・・
そして、これから登るキレット核心部が・・
少し、怖気づきました。
さぁ、いよいよキレットに突入です。
途中から見下ろします。
不帰キレットの時ほどは恐くはない。 気持ちに余裕あります。
さっき、丘の上で休憩されていた方も登り始めたようです。
天狗尾根の大天狗と子天狗
こんな間近で見るのは初めてです。 迫力満点!
ふと見ると、後続の方が・・・
かなり、距離を縮められた。 きっと、どこかで抜かれるなぁ~。
この後続の方(どうも若い女性のようだ)、すごいです。
さっきから、私は常に4足歩行でキレットを登っていますが、
この方、テン泊装備を担いだ状態で、終始、2足歩行を維持してます。
ハイハイと立ち歩きでは、勝負になりません。
私、この後、コースを間違えて変な岩を登っていたのですが、
後から来たこの方に
「コース間違ってますよ! 大丈夫ですか?」と声をかけて頂いた。
いやぁ、本当に助かりました。 ありがとうございます。
真教寺尾根の分岐まで来たところで、この方と少しお話しました。
今日は、午前4時からヘッデン点けて観音平から登られたそうです。
権現小屋で少し話込んでしまったので、少々遅れ気味だそうです。
少なくともオーレン小屋までは、今日中に辿り着きたいとのこと。
「オーレン小屋ってどこ?・・・」 後で地図で見てみました。
「硫黄岳のもっと向こう。 遥かかなたじゃないですか!!」
そんな所まで行ってしまって、どうやって観音平まで戻るんだろうか?
いやぁ、すごい女性もいるもんです。
リックには、何に使うのか小さなブラシをぶら下げておられた。
数分でしたが、若くて可愛らしい女性とお話できたのは、
中高年の私としては、とても嬉しい事です。
体はヘトヘトに疲れていますが、気持ちだけは立ち直りました。
ここからは、真教寺尾根の下りです。
先週も歩きましたね~。 少し紅葉が進んだかな?
そして、またカモシカに遭遇。 いつも、ほとんど同じ場所。
きっと、先週と同じカモシカに違いない。
真教寺尾根はこれで3回目だが、いつもカモシカが出迎えてくれる。
可愛い奴だ。 名前を付けてやろう。
カモシカの「カモちゃん」
羽衣の池
普通なら、ここで終わりですが、今日は天女山まで戻らなくてはなりません。
頑張って八ヶ岳横断自然歩道を歩きます。
こんな沢も越えます。 少し恐かった。
牧場を横切ります。 「モゥ~」と叫んでいたのは、私だけかも?
牛達は、ひたすら「ムシャムシャ」と・・・
ベンチもあった。
『まきば公園』の建物が見える。
「あっ、あそこのソフトクリームが食べたい!」
そして、やっと、天女山の駐車場に到着。
約12時間の山歩き、お疲れ様でした。
車に乗って、エンジンをかけて、時計を見ると、”16:52”。
「まきば公園」の売店の営業時間は、たしか”17:00”まで。
ソフトクリーム、まだ間に合うかもしれない・・と車を飛ばした。
16:55、天女山登山口の交差点、信号は青だ。
左に曲がれ。
おっと、停止線を越えて停まっている”プリウス”が、少し邪魔だ!
ブレーキ壊れてんじゃないのか?・・と一瞬、考えてしまう。
そのあとの上り坂は、アクセル吹かし気味。
16:57、無事に「まきば公園」に到着。
16:58、レストランのカウンターでソフトクリームを注文
間に合った! そして、おいしかった!
八ヶ岳キレットは、来年にでも歩こうかなぁ~と考えていましたが、
いろいろ調べてみると、日帰りでも何となることがわかったので、
熱が冷めないうちに行ってみようと思いました。
このころ、テント泊の荷物背負うと足の付け根が痛くなるものですから、
テント泊は避けたかった。
コースマップです。
最初、天女山からのピストンも考えたのですが、エスケープする場合は山小屋しかない。
お金もかかるし、何といっても山小屋には泊まりたくない。
周回コースであれば、
真教寺尾根のリフト乗り場に辿り着けさえすれば、
あとは何とか帰って来られるし、そこまでだったら歩ける自信がありました。
天女山の駐車場を午前5時出発です。
まだ薄暗いので、ヘッデンを点けました。
天の河原を通過
朝焼け
思い出の石碑 3回目の対面です。
初めて八ヶ岳に来たときは、ここで引き返しました。
私にとっては、大切な場所の一つです。
南アルプスの山並み
北岳、甲斐駒、仙丈・・ぐらいしかわかりません。
それでも、思い出のある山々が一望できることに少し感激しました。
登ったことのない山よりも、登ったことのある山を見る方が感動しますね。
励ましの看板
でも、調布市と何か関係があるの?・・と、つい余計な事を考えてしまう。
快晴の三ッ頭
そういえば、大昔はこれらの山々が、実は一つの大きな山だった・・
という話を聞いたことがあります。
富士山をはるかに越える標高だったそうですが、噴火で吹き飛んでしまったとか。
噴火の後に残ったのが、現在の八ヶ岳だそうです。
まぁ、そういう説もあるということですが、本当かもしれませんね。
権現岳に到着
岩の後には、中学生ぐらいの少年達が大勢いました。
先生に引率されて、青年小屋の方から登って来たようです。
登り疲れて座り込んでいる少年がいましたが、
先生らしき人が、「よく頑張ったなぁ。 きっと大きな自信になるぞ!・・」と励ましていました。
良い先生だなぁ~
これから進むキレット
北アルプスや南アルプスに比べると、八ヶ岳って本当にコンパクトな山並みですね。
さぁ、キレット越えに向けて最難関の梯子を下ります。 ドキドキ!
アレッ、もう終わりですか? もっと長いと思ってたのに~。
でも、下から見ると、結構長いです。
銀色の道標
キレット小屋に到着
権現岳から1時間半もかかった。
途中で、1回、転んだし・・。 (ストック、また曲げちゃった~。)
また今度来るときのために、テント場を確認
「えっ、ここに10張りもできるの? 狭いよ~」
ふと見上げると、きれいに紅葉した葉っぱが・・
上空には、モーターグライダーが気持ちよさそうに飛んでいる。
そういえば、このところラジコン・ヘリを全く飛ばしていない。
私の指、まだ操縦感覚憶えているかなぁ?
もう全然、飛ばせなくなってたりして・・・
そして、これから登るキレット核心部が・・
少し、怖気づきました。
さぁ、いよいよキレットに突入です。
途中から見下ろします。
不帰キレットの時ほどは恐くはない。 気持ちに余裕あります。
さっき、丘の上で休憩されていた方も登り始めたようです。
天狗尾根の大天狗と子天狗
こんな間近で見るのは初めてです。 迫力満点!
ふと見ると、後続の方が・・・
かなり、距離を縮められた。 きっと、どこかで抜かれるなぁ~。
この後続の方(どうも若い女性のようだ)、すごいです。
さっきから、私は常に4足歩行でキレットを登っていますが、
この方、テン泊装備を担いだ状態で、終始、2足歩行を維持してます。
ハイハイと立ち歩きでは、勝負になりません。
私、この後、コースを間違えて変な岩を登っていたのですが、
後から来たこの方に
「コース間違ってますよ! 大丈夫ですか?」と声をかけて頂いた。
いやぁ、本当に助かりました。 ありがとうございます。
真教寺尾根の分岐まで来たところで、この方と少しお話しました。
今日は、午前4時からヘッデン点けて観音平から登られたそうです。
権現小屋で少し話込んでしまったので、少々遅れ気味だそうです。
少なくともオーレン小屋までは、今日中に辿り着きたいとのこと。
「オーレン小屋ってどこ?・・・」 後で地図で見てみました。
「硫黄岳のもっと向こう。 遥かかなたじゃないですか!!」
そんな所まで行ってしまって、どうやって観音平まで戻るんだろうか?
いやぁ、すごい女性もいるもんです。
リックには、何に使うのか小さなブラシをぶら下げておられた。
数分でしたが、若くて可愛らしい女性とお話できたのは、
中高年の私としては、とても嬉しい事です。
体はヘトヘトに疲れていますが、気持ちだけは立ち直りました。
ここからは、真教寺尾根の下りです。
先週も歩きましたね~。 少し紅葉が進んだかな?
そして、またカモシカに遭遇。 いつも、ほとんど同じ場所。
きっと、先週と同じカモシカに違いない。
真教寺尾根はこれで3回目だが、いつもカモシカが出迎えてくれる。
可愛い奴だ。 名前を付けてやろう。
カモシカの「カモちゃん」
羽衣の池
普通なら、ここで終わりですが、今日は天女山まで戻らなくてはなりません。
頑張って八ヶ岳横断自然歩道を歩きます。
こんな沢も越えます。 少し恐かった。
牧場を横切ります。 「モゥ~」と叫んでいたのは、私だけかも?
牛達は、ひたすら「ムシャムシャ」と・・・
ベンチもあった。
『まきば公園』の建物が見える。
「あっ、あそこのソフトクリームが食べたい!」
そして、やっと、天女山の駐車場に到着。
約12時間の山歩き、お疲れ様でした。
車に乗って、エンジンをかけて、時計を見ると、”16:52”。
「まきば公園」の売店の営業時間は、たしか”17:00”まで。
ソフトクリーム、まだ間に合うかもしれない・・と車を飛ばした。
16:55、天女山登山口の交差点、信号は青だ。
左に曲がれ。
おっと、停止線を越えて停まっている”プリウス”が、少し邪魔だ!
ブレーキ壊れてんじゃないのか?・・と一瞬、考えてしまう。
そのあとの上り坂は、アクセル吹かし気味。
16:57、無事に「まきば公園」に到着。
16:58、レストランのカウンターでソフトクリームを注文
間に合った! そして、おいしかった!