2011年5月14日(土)~15日(日)、雲取山に行きました。
今年、4度目の雲取山です。
今回はとても暖かくなるとの天気予報だったので、奥多摩から登って
テント泊する事にしました。
コースマップ
車は、観光客用の鳩ノ巣駐車場に停めました。
土日なので、奥多摩駅の奥多摩町役場の駐車場という手もあったのですが、
行ってみたら、「来客者以外の駐車禁止」とか「午後8時以降は鎖を閉じます」・・
なんて書いてあったので止めました。
鳩ノ巣駅です。 たしか午前5時54分の奥多摩行きに乗りました。
今日の荷物。 久しぶりのテント泊です。 たぶん18~19Kgくらい。
寒いの嫌なので、冬用のシェラフ、シェラフカバー、多目の衣類・・を入れた。
もしかしたら、飛龍山へ縦走するかも・・と思って軽アイゼンも入れた。
だから重い~。
奥多摩の橋を渡る。 反対側を多くの若者が歩いて行く。
実はこの若者達、登山のインターハイ予選の参加者でした。
しばらく林道を歩くが、早くも足の付け根が痛くなってきた。
登るの止めようかと思ったが、荷物を下ろして体操したら痛みが和らいだ。
そして登山口。 熊注意の看板もあるが、読むと怖くなるから見ないようにした。
きれいな新緑の中を登る。
所々にインターハイ予選のチェック・ポイントが設定されていて、係の人達が立っていた。
登り初めて、1時間ほどしたら、大きな騒ぎ声とともに、高校生達がすごい勢いで登ってきた。
高校生達の邪魔にならぬよう、登山道を横に逸れたが、
なぜか先頭の高校生が私の後に付くかたちになってしまって困った。
「おっちゃん、邪魔だ~」と言われないよう、必死で登って何とか彼らを回避。
彼らの掛け声が面白い。
「ヤキニク」「カルビ」「上カルビ」「ギュウタン」「ヒタチギュー」・・などなど
腹が空いている訳じゃないのに、こんな掛け声で本当に元気が出るのか?
ハァハァ息を切らして登ってるのに、何か気持ち悪くなりそう。
「サンソ~」とか「ワキミズ~」とかの方が良くないかい?
高校生達は三ノ木戸山に登っていったので、私は巻き道に進んだ。
静かになってホッとしました。
ラクダ木
水根山
鷹ノ巣山までもう少し。 ガンバレ~。
そして鷹ノ巣山。 奥多摩駅から約5時間。 疲れた~。
たくさん人がいたが、テント泊装備で来てるのは私だけ。
桜だ~
鷹ノ巣山避難小屋
きれいな景色を眺めながら歩くのは最高! でも、荷物は重い~。
七ツ石山に到着。 雲取山方面を眺める。
もう、このあたりで歩く気力は無くなっていた。
S字木を通過。 あと少し、あと少し・・。
お~、やっと奥多摩小屋に到着だ~。
今日はもうクタクタ。 雲取山は止めておこう。
早速、テントを設営。
5月に雲取山でテント泊したら寒くて寝られなかった・・という話を
聞いたことがあったので、シェラフは冬用にして、さらにマットは2重にした。
さらに、シェラフカバーも使用。
もう少しで忘れるところだった山ラジオ。 くにさんのブログを読んで、ザックに入れた。
初めて水場に下りた。 意外と近くて、往復で5分くらい。
奥多摩小屋は自炊小屋だそうです。 野営料金は¥400でした。
自転車で下っていく人がいた。
さて、ご飯炊きです。
久しぶりのご飯炊きは見事に失敗。少し芯が残った。重しの石が軽すぎたようです。
少し水を足して蓋をしっかり抑えて炊き直したら、まぁ何とか食べられる状態になりました。
日が沈みます。 かなり疲れてたので、ぐっすりと寝ました。
夜は風が強く、それなりに気温は下がりましたが、マット×2個+冬用シェラフだから快適快適。
でも多めに持って来た衣類は不要でした。
マットも1個で、シェラフカバーは無くても良かったかしれない。
翌朝、ラジオで宮沢賢治の童話「どんぐりと山猫」の朗読を聴きながらゴロゴロ・・と。
「笛吹きの滝」とか「きのこの楽隊」・・といったのが登場して、
主人公の一郎と会話をするのだが、それらは一体どんな風体をしているのだろうか?
なかなか面白い話だった。
そして、もういい加減起きなきゃと外に出ると、富士山がクッキリと見えました。
とにかく山頂へ行ってみようと、空身で出発。
(飛龍山への縦走はあきらめました。)
人だらけの山頂
写真を撮るにも一苦労。
そのわりに、偶然にも誰もいない石尾根の写真が撮れた。
テント場に戻ると、残っているのは私のテントだけ。 寂しい~。
そして朝のご飯炊き。 今度は成功!
ご飯を食べたら出発。 S字木を通過。
青空に向かってダッシュ! ・・なんて出来ません。
昨日もあったシカの屍。 千本ツツジの先の鞍部です。
横を通る時、チラッと見たら目が合った。
昨年、鷹ノ巣山から七ツ石山の間を歩いた時もシカの死体を見たが、
やはり熊の仕業だろうか?
高丸山を通過。 この山、登るのも下るのも急斜面でキツい。
気持ちの良い尾根歩き
ワラビもあったりする。
鷹ノ巣山
昨日より多くの人がいました。
右のお兄さん、「何のでわしの写真撮るの?」・・なんて顔してます。
さぁ、あとは下るのみ!
六ツ石山
三ノ木戸山
林道に出た。
変だなぁ。 行きは青色の矢印の方向に行ったのに、帰りは赤色の矢印で下りてきた。
コンビニに出た。
変だなぁ。 行きは青色の矢印で通り過ぎたのに、帰りは赤色の矢印で階段を下りてきた。
橋を渡って、
奥多摩駅に到着。
電車に乗って、鳩ノ巣駅です~。
いやぁ~、久しぶりのテント泊、メチャクチャきつかった。
家に帰ってから確認したら、奥多摩駅から奥多摩山荘まで標高差1400m程あるようだ。
昨年の7月、黒戸尾根で甲斐駒ケ岳に登った時の1日目(竹宇駒ケ岳神社~七丈小屋)に相当する。
でも、昨年、甲斐駒を登ったのは7月で、今日よりも気温、湿度はもっと高かったはず。
5月の涼しい時期にこれだけバテてたら、夏の黒戸尾根は一体どうなるのだろう。
今年の夏も黒戸尾根を登りたいのだが、かなり不安になってきた。
大丈夫か?
今年、4度目の雲取山です。
今回はとても暖かくなるとの天気予報だったので、奥多摩から登って
テント泊する事にしました。
コースマップ
車は、観光客用の鳩ノ巣駐車場に停めました。
土日なので、奥多摩駅の奥多摩町役場の駐車場という手もあったのですが、
行ってみたら、「来客者以外の駐車禁止」とか「午後8時以降は鎖を閉じます」・・
なんて書いてあったので止めました。
鳩ノ巣駅です。 たしか午前5時54分の奥多摩行きに乗りました。
今日の荷物。 久しぶりのテント泊です。 たぶん18~19Kgくらい。
寒いの嫌なので、冬用のシェラフ、シェラフカバー、多目の衣類・・を入れた。
もしかしたら、飛龍山へ縦走するかも・・と思って軽アイゼンも入れた。
だから重い~。
奥多摩の橋を渡る。 反対側を多くの若者が歩いて行く。
実はこの若者達、登山のインターハイ予選の参加者でした。
しばらく林道を歩くが、早くも足の付け根が痛くなってきた。
登るの止めようかと思ったが、荷物を下ろして体操したら痛みが和らいだ。
そして登山口。 熊注意の看板もあるが、読むと怖くなるから見ないようにした。
きれいな新緑の中を登る。
所々にインターハイ予選のチェック・ポイントが設定されていて、係の人達が立っていた。
登り初めて、1時間ほどしたら、大きな騒ぎ声とともに、高校生達がすごい勢いで登ってきた。
高校生達の邪魔にならぬよう、登山道を横に逸れたが、
なぜか先頭の高校生が私の後に付くかたちになってしまって困った。
「おっちゃん、邪魔だ~」と言われないよう、必死で登って何とか彼らを回避。
彼らの掛け声が面白い。
「ヤキニク」「カルビ」「上カルビ」「ギュウタン」「ヒタチギュー」・・などなど
腹が空いている訳じゃないのに、こんな掛け声で本当に元気が出るのか?
ハァハァ息を切らして登ってるのに、何か気持ち悪くなりそう。
「サンソ~」とか「ワキミズ~」とかの方が良くないかい?
高校生達は三ノ木戸山に登っていったので、私は巻き道に進んだ。
静かになってホッとしました。
ラクダ木
水根山
鷹ノ巣山までもう少し。 ガンバレ~。
そして鷹ノ巣山。 奥多摩駅から約5時間。 疲れた~。
たくさん人がいたが、テント泊装備で来てるのは私だけ。
桜だ~
鷹ノ巣山避難小屋
きれいな景色を眺めながら歩くのは最高! でも、荷物は重い~。
七ツ石山に到着。 雲取山方面を眺める。
もう、このあたりで歩く気力は無くなっていた。
S字木を通過。 あと少し、あと少し・・。
お~、やっと奥多摩小屋に到着だ~。
今日はもうクタクタ。 雲取山は止めておこう。
早速、テントを設営。
5月に雲取山でテント泊したら寒くて寝られなかった・・という話を
聞いたことがあったので、シェラフは冬用にして、さらにマットは2重にした。
さらに、シェラフカバーも使用。
もう少しで忘れるところだった山ラジオ。 くにさんのブログを読んで、ザックに入れた。
初めて水場に下りた。 意外と近くて、往復で5分くらい。
奥多摩小屋は自炊小屋だそうです。 野営料金は¥400でした。
自転車で下っていく人がいた。
さて、ご飯炊きです。
久しぶりのご飯炊きは見事に失敗。少し芯が残った。重しの石が軽すぎたようです。
少し水を足して蓋をしっかり抑えて炊き直したら、まぁ何とか食べられる状態になりました。
日が沈みます。 かなり疲れてたので、ぐっすりと寝ました。
夜は風が強く、それなりに気温は下がりましたが、マット×2個+冬用シェラフだから快適快適。
でも多めに持って来た衣類は不要でした。
マットも1個で、シェラフカバーは無くても良かったかしれない。
翌朝、ラジオで宮沢賢治の童話「どんぐりと山猫」の朗読を聴きながらゴロゴロ・・と。
「笛吹きの滝」とか「きのこの楽隊」・・といったのが登場して、
主人公の一郎と会話をするのだが、それらは一体どんな風体をしているのだろうか?
なかなか面白い話だった。
そして、もういい加減起きなきゃと外に出ると、富士山がクッキリと見えました。
とにかく山頂へ行ってみようと、空身で出発。
(飛龍山への縦走はあきらめました。)
人だらけの山頂
写真を撮るにも一苦労。
そのわりに、偶然にも誰もいない石尾根の写真が撮れた。
テント場に戻ると、残っているのは私のテントだけ。 寂しい~。
そして朝のご飯炊き。 今度は成功!
ご飯を食べたら出発。 S字木を通過。
青空に向かってダッシュ! ・・なんて出来ません。
昨日もあったシカの屍。 千本ツツジの先の鞍部です。
横を通る時、チラッと見たら目が合った。
昨年、鷹ノ巣山から七ツ石山の間を歩いた時もシカの死体を見たが、
やはり熊の仕業だろうか?
高丸山を通過。 この山、登るのも下るのも急斜面でキツい。
気持ちの良い尾根歩き
ワラビもあったりする。
鷹ノ巣山
昨日より多くの人がいました。
右のお兄さん、「何のでわしの写真撮るの?」・・なんて顔してます。
さぁ、あとは下るのみ!
六ツ石山
三ノ木戸山
林道に出た。
変だなぁ。 行きは青色の矢印の方向に行ったのに、帰りは赤色の矢印で下りてきた。
コンビニに出た。
変だなぁ。 行きは青色の矢印で通り過ぎたのに、帰りは赤色の矢印で階段を下りてきた。
橋を渡って、
奥多摩駅に到着。
電車に乗って、鳩ノ巣駅です~。
いやぁ~、久しぶりのテント泊、メチャクチャきつかった。
家に帰ってから確認したら、奥多摩駅から奥多摩山荘まで標高差1400m程あるようだ。
昨年の7月、黒戸尾根で甲斐駒ケ岳に登った時の1日目(竹宇駒ケ岳神社~七丈小屋)に相当する。
でも、昨年、甲斐駒を登ったのは7月で、今日よりも気温、湿度はもっと高かったはず。
5月の涼しい時期にこれだけバテてたら、夏の黒戸尾根は一体どうなるのだろう。
今年の夏も黒戸尾根を登りたいのだが、かなり不安になってきた。
大丈夫か?