今日はおとなしく下山のつもりだったのですが、気が変わって常念岳に行ってきました。
コースマップです。 赤(9/10) 青(9/11)
今日(9/11)は下山と決めていたので、テントでゆっくり寝ていました。
幸い、昨晩はイビキは全く聞こえず、とても快適でした。
心配していた熊も出ませんでした。
周囲が明るくなったので、何となく目を覚ますと、
「わぁ~、素晴らしい~!」といった声が聞こえてきました。
家で寝ているつもりで寝ぼけていた私は、
「あっ、そうだ今日は山に来ているんだ。もう日出か? 槍は見えるか?・・・」と思って飛び起きました。
すると、まずはコレ。 槍がすごい!
あの尖がりに何かを突き刺してやりたい。 だって槍だもんね~。
夜明けを待つ山並み。 雲海が中途半端な感じ・・。
日の出を待つ人々。 日の出はまだのようです。
寝袋に入って待っている人もいました。 すごい寒がりな人もいるんですね。
ふと振り返ると、蝶ヶ岳の山頂にも人が・・。
「あ~、あっちに行けばよかったかなぁ」
理由は無いんですが、何となくそう思いました。 (隣の芝生は~・・ですね)
静まり返った常念岳。
そして、日の出。
富士山のシルエット。
日が出ると、皆さん一斉に槍の方に向きを変えるのが面白い。
朝日を浴びた穂高。
こんな景色を見てしまったら、このまま帰るなんて出来ません。
今日は、何としても常念岳まで行きたい!
午前5時を過ぎ、もう常念岳に向けて出発していった人がいる中、急いでテント場に戻ります。
慌ててテントを撤収し食事をして、何とか午前6時50分に出発しました。 結構、時間がかかりました。
そして、蝶槍に到着。
この時点で、すでに足の付け根が痛くなっていました。
でも、もう行くしかない。
とにかく常念岳まで頑張ろう!
だめなら、常念小屋でテント張ればいいし・・。
足の痛みはさておき、周りは最高の景色です。 やはり、槍がすばらしい!
ふと右を見ると、雲海もすごい。
蝶ヶ岳を振り返ります。 マークしないとわからないほど特徴のない山です。
蝶槍を下ると、樹林帯に入ります。 ここからが長い。
途中の草むらが、北岳の右俣の登りに似ています。
北アルプスの少女が降りて来そうだ。
樹林帯に入って、確か一つ目のピーク。
隣にも広場があって、わりと広い。 テント張れそうです。
蝶槍を振り返ります。
この後、小さなピークを2~3ヶ、繰り返します。
だんだん、高度が下がっていく感じがする。
そして、もうすぐ常念岳に取り付くぞ。
槍がすぐそこに見える。
穂高もすばらしい。
カールがきれい。
「大キレット」って、もしかしたらこのカールの上の稜線のこと? すごい。
樹林帯終わり、やっと常念岳に取り付いた。
変なマークが出たら、岩場の始まり。
常念岳までの登りは、大きな岩がゴロゴロした急斜面です。
遠くから見たときはガレ場だと思っていたのですが・・。
この登り、かなり疲れます~。
山頂が見えてきたぞ~。
午前11:00、常念岳山頂に到着。 たくさん人がいます。さずが百名山。
いゃ~、本当に疲れました。 しばらく休みましょう。
不思議なことに大岩がゴロゴロした斜面を登っているうちに、
足の付け根の痛みが消えていました。 どうして? 変なの?
山頂の賽銭箱
大天井岳、燕岳方面の景色。 いつか、こちらの稜線も歩いてみたい。
三股への分岐に到着。 真っ直ぐ行くと常念小屋です。
今日は、足の痛みも無くなったので、三股へ下山します。
前常念岳へ向かう道も、大きな岩がゴロゴロしています。
途中から、常念岳を振り返ります。 見る方向で形がかなり違う山ですね。
もうすぐ、前常念岳だ。
前常念の石室
前常念からは、急勾配の斜面になります。
相変わらず、大きな石がゴ~ロゴロです。 まったく疲れます。
15分ほど降りたところから、前常念を振り返ります。
あれ、私のすぐ後ろを歩いていた二人連れの姿が見えない。
どうしたんだろう? まだ、前常念の石室前でまだ休憩しているのだろうか。
確か、蝶ヶ岳のテント場にもいた人達だったな。
大丈夫かなぁ~。疲れて下山をあきらめたのだろうか?
それなら、常念小屋があるから大丈夫だろう・・。
このころには、足の付け根の痛みは完全に消えて、他人の事を心配をする余裕さえありました。
やっと岩場も終了。 樹林帯に入ります。
三股へ降りる道の道標
1時間半ほど下って、蝶ヶ岳と常念岳の分岐に戻ってきました。
昨日、蝶か常のどちらに進むか・・で迷った場所です。
登山口の湧き水で喉を潤しました。 ついでに、顔も洗った。
とても美味しい水です。
蝶ヶ岳ヒュッテの、『蝶(超)まずい水(1L=150円)』とは別物だ。
午後3時40分、無事に駐車場に到着。 土曜だから、めちゃめちゃ混んでました。
約9時間の山歩きでした。 いや、本当に疲れた~。
山道を降りた帰り道沿いにある「ほりでーゆ」で汗を流して帰宅しました。
料金=500円ですが、ホテル内のお風呂なので広くてきれいです。
お客さんも、登山客が多いようです。 お勧めのお風呂ですね。
今日は、不安だった足の痛みも途中で治まり、楽しい山歩きが出来ました。
まだ不安は残りますが、何とかなるような気がしてきました。
コースマップです。 赤(9/10) 青(9/11)
今日(9/11)は下山と決めていたので、テントでゆっくり寝ていました。
幸い、昨晩はイビキは全く聞こえず、とても快適でした。
心配していた熊も出ませんでした。
周囲が明るくなったので、何となく目を覚ますと、
「わぁ~、素晴らしい~!」といった声が聞こえてきました。
家で寝ているつもりで寝ぼけていた私は、
「あっ、そうだ今日は山に来ているんだ。もう日出か? 槍は見えるか?・・・」と思って飛び起きました。
すると、まずはコレ。 槍がすごい!
あの尖がりに何かを突き刺してやりたい。 だって槍だもんね~。
夜明けを待つ山並み。 雲海が中途半端な感じ・・。
日の出を待つ人々。 日の出はまだのようです。
寝袋に入って待っている人もいました。 すごい寒がりな人もいるんですね。
ふと振り返ると、蝶ヶ岳の山頂にも人が・・。
「あ~、あっちに行けばよかったかなぁ」
理由は無いんですが、何となくそう思いました。 (隣の芝生は~・・ですね)
静まり返った常念岳。
そして、日の出。
富士山のシルエット。
日が出ると、皆さん一斉に槍の方に向きを変えるのが面白い。
朝日を浴びた穂高。
こんな景色を見てしまったら、このまま帰るなんて出来ません。
今日は、何としても常念岳まで行きたい!
午前5時を過ぎ、もう常念岳に向けて出発していった人がいる中、急いでテント場に戻ります。
慌ててテントを撤収し食事をして、何とか午前6時50分に出発しました。 結構、時間がかかりました。
そして、蝶槍に到着。
この時点で、すでに足の付け根が痛くなっていました。
でも、もう行くしかない。
とにかく常念岳まで頑張ろう!
だめなら、常念小屋でテント張ればいいし・・。
足の痛みはさておき、周りは最高の景色です。 やはり、槍がすばらしい!
ふと右を見ると、雲海もすごい。
蝶ヶ岳を振り返ります。 マークしないとわからないほど特徴のない山です。
蝶槍を下ると、樹林帯に入ります。 ここからが長い。
途中の草むらが、北岳の右俣の登りに似ています。
北アルプスの少女が降りて来そうだ。
樹林帯に入って、確か一つ目のピーク。
隣にも広場があって、わりと広い。 テント張れそうです。
蝶槍を振り返ります。
この後、小さなピークを2~3ヶ、繰り返します。
だんだん、高度が下がっていく感じがする。
そして、もうすぐ常念岳に取り付くぞ。
槍がすぐそこに見える。
穂高もすばらしい。
カールがきれい。
「大キレット」って、もしかしたらこのカールの上の稜線のこと? すごい。
樹林帯終わり、やっと常念岳に取り付いた。
変なマークが出たら、岩場の始まり。
常念岳までの登りは、大きな岩がゴロゴロした急斜面です。
遠くから見たときはガレ場だと思っていたのですが・・。
この登り、かなり疲れます~。
山頂が見えてきたぞ~。
午前11:00、常念岳山頂に到着。 たくさん人がいます。さずが百名山。
いゃ~、本当に疲れました。 しばらく休みましょう。
不思議なことに大岩がゴロゴロした斜面を登っているうちに、
足の付け根の痛みが消えていました。 どうして? 変なの?
山頂の賽銭箱
大天井岳、燕岳方面の景色。 いつか、こちらの稜線も歩いてみたい。
三股への分岐に到着。 真っ直ぐ行くと常念小屋です。
今日は、足の痛みも無くなったので、三股へ下山します。
前常念岳へ向かう道も、大きな岩がゴロゴロしています。
途中から、常念岳を振り返ります。 見る方向で形がかなり違う山ですね。
もうすぐ、前常念岳だ。
前常念の石室
前常念からは、急勾配の斜面になります。
相変わらず、大きな石がゴ~ロゴロです。 まったく疲れます。
15分ほど降りたところから、前常念を振り返ります。
あれ、私のすぐ後ろを歩いていた二人連れの姿が見えない。
どうしたんだろう? まだ、前常念の石室前でまだ休憩しているのだろうか。
確か、蝶ヶ岳のテント場にもいた人達だったな。
大丈夫かなぁ~。疲れて下山をあきらめたのだろうか?
それなら、常念小屋があるから大丈夫だろう・・。
このころには、足の付け根の痛みは完全に消えて、他人の事を心配をする余裕さえありました。
やっと岩場も終了。 樹林帯に入ります。
三股へ降りる道の道標
1時間半ほど下って、蝶ヶ岳と常念岳の分岐に戻ってきました。
昨日、蝶か常のどちらに進むか・・で迷った場所です。
登山口の湧き水で喉を潤しました。 ついでに、顔も洗った。
とても美味しい水です。
蝶ヶ岳ヒュッテの、『蝶(超)まずい水(1L=150円)』とは別物だ。
午後3時40分、無事に駐車場に到着。 土曜だから、めちゃめちゃ混んでました。
約9時間の山歩きでした。 いや、本当に疲れた~。
山道を降りた帰り道沿いにある「ほりでーゆ」で汗を流して帰宅しました。
料金=500円ですが、ホテル内のお風呂なので広くてきれいです。
お客さんも、登山客が多いようです。 お勧めのお風呂ですね。
今日は、不安だった足の痛みも途中で治まり、楽しい山歩きが出来ました。
まだ不安は残りますが、何とかなるような気がしてきました。