私はロシアに詳しくない

見事に詳しくないんだ。何も知らない。もう何も知らないのレベルだよ。だからいろんなことを私に聞いてはならない。決してきいてはならないんだ。約束してくれるかいきかないって、約束してくれるならこれをあげよう。これを君にあげるから聞かないって約束してくれ。お願いだ。お願いだよ。そうかうなづいてくれないか、そうかそうか。わかった。大人をなめてはいけない。なめてはいけないんだよ。大人をなめていると、こうだ。痛いだろう。大人はもっともっと痛くできるんだよ。痛いどころかそれが気持ちよくなってしまうよ。そうなったら君は私の虜になってしまうだろう。必要もないのに毎晩のようにここに通うようになる。いいのかい？イヤだろう。PSPがしたいだろう？こんな暗く寒くじめじめした洞窟に来ている場合じゃないだろう？温かい自宅でペプシコーラを飲んでいたいだろう？それならば何も聞いてはいけないよ。聞かなければそれでいい。君がしてはならないことは私に聞くことだ。それ以外ならなにをしようがかまわない。私はすべてを受け入れよう。本当だ。金銭的な援助も検討しよう。君が一生食べていけるだけの保証はしようじゃないか。これは破格の取引だよ。よく考えてみたまえ。君が一生のうちに稼げる金銭はせいぜい２億ほどだろう。私は１０億君にあげようじゃないか。どうだ？え、メジャーリーガーになる予定だから、２００億ほど必要？ええい、よかろうもん。２００億あげようじゃないか。だから聞いてはならないよ。わかったね？