リッスン・トゥ・ハー

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空に向けて銃を放てっスイス

2011-02-16 | リッスン・トゥ・ハー
「もう銃は取り締まるべきですね」

「そうね、あってもなくてもどっちでもいい」

「だったらないほうがいいでしょう?」

「いいかもしれない」

「取り締まりましょう」

「そうしようか」

「まずスイスです」

「なんで?」

「チーズ大国に銃は必要ない」

「関係ないでしょ」

「おおいに関係ありますよ、かたまったチーズの堅さは銃以上です」

「銃以上だとしても、ふたつは関係ないでしょ」

「いいえ、関係あります、堅さで世の中は成り立っているのです」

「はあ」

「銃を放つんだったら、チーズを放ればいい」

「チーズを放るってただの祭じゃない」

「だからいいんです、平和の象徴でしょう?」

「鳩やないんやから」

「チーズを崖から放り投げて追いかけて男どもが駆け下りればいい」

「いよいよ祭や」

「チーズに追いついたものが、チーズの神様となる」

「神様」

「チーズの神様にはチーズ一年分」

「祭や」

「副賞として」

「だいたいチーズ一年分の方が副賞やけど」

「チーズ一年分」

「2年分?」

「チーズ長者の誕生です」

「長者いうほどの財力ではないけどね」

「つまり銃をチーズにかえたら平和になるはず」

「ごもっとも」


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