リッスン・トゥ・ハー

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梅雨の晴れ間の笑み

2006-07-12 | リッスン・トゥ・ハー
雨、雨、雨、晴れたから私は街に出る。街は少し濡れて光る。午後3時の街は少し濡れて光る。戦争にはちょっと反対さ。ギターを弾いている。と口ずさんでみる。心が浮き足立つ。前から来る人、人、人みんな久しぶりの晴れ間、雨が降り出さぬうちにたまった用を済ましたいんだ。急ぎ足。その急ぎ足ビート刻んで、退屈なメロディ鳴り出す。街は賑やいで光る。パンの焼ける匂い、つられてパン屋に入る人の髪の匂い。名前の知らないけれど匂いだけ知っている花の匂い。街の匂い光る。曲がり角曲がる坂道の上から、手を振る。私の目に映るあなたの笑みが光る。

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