リッスン・トゥ・ハー

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男の子と女の子/THE WORLD IS MINE

2008-04-07 | 若者的図鑑
いややわ。ほんまいややわ。
何のひねりもなくラブソングど真ん中のストレート、ゆるゆるのスピードで投げ込んできてます。軟弱極まりない。いやねえ。

ええ球すぎて、力んだスラッガーは大きく空振りをする。

くるりらしからぬ、正統派コードで綴った愛の歌ですねえ。
好きだと言う気持ちだけで何も食べなくて言いぐらい愛しい顔を見せてくれよ、だと。なんて恥ずかしい事言うとんねや、この男子。

しかし、続けてスラッガーまたも空振りする。
首をひねり、間をおいて、素振りを2、3、おかしいな、とつぶやく。

今時高校生でもそんなこと言わんのに、どうしちゃったのだろうなくるり、岸田。
歴史的名盤ザワールドイズマインより投票により人気がありシングルカットされました、そのシングルに収録されたハローグッバイを見せたいがためのあれこれだったとわたしは思ってます。どっかのラジオでどの曲がシングルカットになって欲しいですかの質問に、当時メンバーの森さんはGUILTY、大村さんは忘れた、ARMYやったかな、佐藤さんはTHANK YOU MY GIRL、岸田さんは静かの海、と応えたような気がします。

で、空振り三振。期待の若手スラッガー、ブーイング。
愛する人よ、もうすぐ気づくだろう、このシンプルなゆるゆるストレートは、みせかけで、るるるんとゆれててとらえ難い魔球みたいなもんやからこれ、単純な若もんにゃとらえられんで。まねしちゃダメダメ。つうこと。

最後のアイアイアイがつぼにはまります。


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