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僕が旅に出る理由はだいたい百個ぐらいあって5

2006-11-16 | 東京半熟日記
(沖縄編5)

飛行機を降立つと、とたんに汗ばむ、日差しの強さは楽園の香りで、紫外線をがんがんに届かせているから、そのイメージで汗がでてくるのです。実際は空港内はもちろんエアーコンディションがかかってますから、そんな違いは分からないんですが。でも。空港で働くみなさん、みな、半そでです。アロハです。ハイビスカスです。京都からきたわたしといえば、シャツにカーディガン着用ですから、冷気に対する厚い防御体制が整っていたわけで、そんな奴が冷気どころか、熱気の島に降立ったわけで、汗ばんだって、いいでしょう。誰が困るっていうの。荷物受け取って、空港の外へ。じじじじじじと焦げるぐらいの暑さが急激にわたしを包む。

那覇空港は、神戸空港の2倍ぐらいの大きさ。だと思う。いや3倍、もっとかな。こなれた感があります。いうても観光都市、那覇空港は、もうすっかり空港の老舗でしょうからね。周りの景色、モノレールが高い位置にあり、立体交差店あり、近未来的です。そんな道路わきにやしの実やら、そんな南国チックな植物が並んでいるんですから、気分は常夏ですね。さあご一緒に、常夏の楽園ベイベー、ココナッツとサンシャイン・クレイジー、持ってく明日の朝まで、summer day 罠はまるワンタイム、たまんねぇな、Oh Yeah!ワンタイム。何かレンタカーを借りるそうで、そこにバスで連れられていく、流れているのは沖縄のラジオプログラム。そのCM、♪三段腹でも大丈夫~、おおきな大きなパンツ~♪なんなの、沖縄なんなのこのゆるさ。拍子抜けるわ。しかし、この少し後に、そのゆるさこそが沖縄の底力だと気付くわけで。そんな事を知る由もない僕は、なんだかなあまったく歓迎する気あるんかいな、と恐れ多くもぶつくさとつぶやいていたわけで。そんな時もやはり沖縄は果てしなく暑かったわけで。ただ潮の匂いが次から次へと身体に絡み付いてきたわけで。


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