リッスン・トゥ・ハー

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TEA/カジヒデキ

2008-12-14 | 若者的図鑑


軽やかなるスェデッシュ・ポップを淡々と紡いでちょっと出し惜しみしといて静かな作品。

北欧で生活している日常を想像できて、わたしはこんなの素晴らしいなあと思ったものです。音楽もさることながら、ジャケット、30ページほどのブックレットも素晴らしいや!鮮やかな色彩でどこまでも生活感を感じさせない理想郷を想います。かろやかお洒落なポップスに随分あこがれたものです。

うたは決して上手くないんです、がその頼りなさこそ、ギターポップ、なよなよしたひ弱な男の子が世の中を少々馬鹿にしたように歌う、何真剣にやってんのさ、というなにかしら皮肉をこめて。

さて、カジヒデキさん最近ニューアルバムを発表されたそうで、わたしは、ベストアルバムのエンジョイゲーム以来買っていないのですが、久しぶりに買ってみようかな、と思っています。あいかわらずのポップスなんでしょうか。なんとなくそうであってほしいよね。