神戸居留地に咲く花は、下校途中にある公衆便所わきに突き出たもうすでに黄色になつてしまつた草と何の違いがあると言ふのでそう。貴方はそうつぶやいて、黄色の草を摘み取り、つ、と握り拳の中に閉じ込めた。私は、言葉に肯定も否定もすることなく、ぼうと立っている遠くの高層ビルディングの方へ目をやりました。やがて、握りつぶした草を放り投げ、といつても握りつぶされた草はそれほど遠くに飛ぶはずもなく、すぐにひろひろと落ちるのですけれど、貴方はにあと笑いました。私は気づきませんでしたが少し前まで誰かが乗つていたのでそうか、それとも風が吹いたからでそうか、向うのブランコがほんの少しだけ揺れていました。
・ついでに簿記2級取得
・0を見つけたインド人のように、新しい数字を見つける
・お気に入りの文具しか使わない
・キレイ好きです!と照れずにいえる
・なにげに書道は有段者
・なにげに黒帯
・なにげに器用貧乏
・だけど、悲しい時もある
・書いた文字をほめられる
・それをお世辞だと気づかない、一生気づかずにいる
・0を見つけたインド人のように、新しい数字を見つける
・お気に入りの文具しか使わない
・キレイ好きです!と照れずにいえる
・なにげに書道は有段者
・なにげに黒帯
・なにげに器用貧乏
・だけど、悲しい時もある
・書いた文字をほめられる
・それをお世辞だと気づかない、一生気づかずにいる