リッスン・トゥ・ハー

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悪魔が語るユリネの記憶2

2007-04-30 | リッスン・トゥ・ハー
ちょっと前に言ったように僕等は幸せだったし、ユリネのことを考えない日はなかったし、これからもずっと二人で暮らしていくのだと、その気持ちはゆるぎなかった。確実に。

そんな時、悪魔はやってきた。
それが悪魔であると、今なら分かるけど、そのときは何も分からずただ、得体の知れない何かがやってきたとしか思わなかった。でも怖くはなかった。ユリネに出会ったときのほうが怖かったぐらいだ。ほら、今の君もそうだろう?
悪魔は僕に話しかけなかったし、僕は話ができるなんて思ってもみなかったし、ただ、いつもと違う部屋の空気を感じていて、とにかくなんというかどうしていいのか分からなかった。それが今の君と少し違うところだろうか。

欲望341~350(ベーコンエッグ伯爵夫人)

2007-04-30 | リッスン・トゥ・ハー
・ベッドから出ないで3日過ごす

・テキサス州で、カリカリに焼いたベーコンエッグを出すカフェに立ち寄る

・止まらない、と焦ってしまうほど急な坂道を駆け下りる

・階段をいくら昇っても、足が悲鳴をあげない

・こいつ、本物だ、と思われている

・格式ばった文章が書ける

・取引現場に踏み込んで、怒鳴る

・個人的な記念日をちゃんと覚えている

・妖精に遭う

・見学、と称してラブホテルに入る