リッスン・トゥ・ハー

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回転する鴎

2006-10-11 | 若者的詩作
指先が痛むのは正しさのせいだろ
最果てに向かって踊っているせいだ
平行線上位置は悪い(使いたいコード)
口実持て余せば(誓いたいぎゅっと)
わざとうそを重ねて隠す

6弦切れて、とまったグルーヴ
回しているんだ、言葉もなくなった
平行線上位置は悪い(使いたいコード)
口実持て余せば(誓いたいぎゅっと)
わざとうそを重ねて隠す

「滅す僕らもいないって、誰が言ってたんだ?」
わざとうそを重ねて隠す

早く急がなきゃ飲み物を買いに行く2

2006-10-11 | 東京半熟日記
(49)

さあさ、夜も更けてまいりましたし、それではそれではさあさ、いざデパ地下!と意気込んで、食べましょう。割箸を割る。まずでてきたのはおいなりさん、ふ、買ったおいなりさん三種類のうち、夜用として、わさび、鰻を選びました。わさび、を箸で掴む齧る、まず濃厚な狐の、その狐目が睨むこちらをじぃいいっ、と油がにゅにゅにゅとのど越し落ちていく。噛みますと、小さく刻まれたわさびの茎が顔を出します、わさびのピりピり、むん、利いた利いたよ牛さん!なかなか面白い味でごんす。ちょちょいと食べ尽くして、ささ次、鰻をつかみかかり、おっとととおとぬるりと逃出さないようにぎゅっと掴みかかり、口へ。鰻は蒲焼となっていて、下に引いてあります。あとは通常のおいなりさんと同じ、多少大きいサイズ、見た目も豪華、キングオブおいなりさん、おいなりさんの宇宙に浮かぶ太陽、君は太陽さ。おいなりさんの甘味、油と、鰻の油それがぎゅうんと化学反応をおこして、迫ってくる。気付いたらぺろっと、ぺろぺろっとおいなりさんはどこに消えたの?青春と言う名のラビリンスに隠れてしまったの?おいなりさんすでにそんなわけの分からんことほざいとる奴の胃液にねちゃねちゃ。