リッスン・トゥ・ハー

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よく休んだらきっとよくなるでしょう

2006-09-12 | 東京半熟日記
(29)

東京タワーを背に。地上を這う虫として私は赤信号を待つ。とひとり東京タワーからでてきはったのでしょうか肌の色の違う外国の方が地図を片手に道を尋ねてこられたのです。東京初心者の、英語なんてハローとイグザエルとスティービーワンダーぐらいしか知らんあたしに尋ねるなんてなんて運のないひとなんでしょう。地図の上、彼が指差すは新宿。んと、ここからですと電車がよろしゅかろうな。駅に行きたまえ青い目の青年よ。駅、アーハン、イエー、アーンステーション、ゴーゴーあっちへゴー指差して、エンド、ターンライト、10ミニッツぐらい、で。とか言うとったら、オーケー、センキュ。諦めたくさい、こいつでは話にならんとあきらめたくさい。それが正解やろうけど。そんなこんなで昼になりつつある。センキュ。そういう時どういうて返したらええんでしたっけ、ええ、ノッタトールか、アハンでええのか、思い悩んでも仕方ないので、まあすぐ忘れ去りまして次の目的地、向かう。それ、すなわちアサクサ@DEEPベイベー、オーライ。ざっと行ってざっとホテル帰ってざっと風呂いってざっと眠ろう。

愛か犯罪かの夢060912

2006-09-12 | 若者的白夢
女は青年を連れ去る。その時点で彼女は青年に対して殺意を抱いている。しかし、それは愛情から来るものであった。結果的に彼女は青年を殺すことなく、ふたりは幸せになった。がしかし、黙っていない世間、マスコミ。連れ去ったという事実を、面白おかしく騒ぎ始める。同じくして、ある少年が遊んでいた少女を連れ去る。それがどういうわけか、世間に混同して伝わり女は強く非難されはじめる。女の友達、関係者が、世間に向けて必死に事実を訴える。「愛だったのだ、これは愛なのだ」人々ははっとなる。目覚め。