潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

仏ヶ浦と北限の猿

2005年02月24日 | 名所旧跡

『自然の厳しさと、風雪により造成された仏ヶ浦の奇岩、海からの眺めが格別ですが、その自然の中で生息する猿たち』のニュ-ス

北限の猿捕獲ゼロ 青森・佐井村 駆除から2週間!「北限の猿」として国の天然記念物に指定されている、青森県下北半島のニホンザルの一部駆除が始まって、23日で2週間がたった。だが、吹雪続きの悪天候と人手、経験の不足からまだ1匹も捕まっていない。村は県特定鳥獣保護管理計画で許可された3月末までに対象の3匹を何とか捕獲しようと頭を悩ませている。

 10日の捕獲開始以降、村内は悪天候続き。箱わなを設置できたのは6日間にとどまった。ふぶくと猿は森から出てこない傾向がある上、わなを設置した川目地区で伐採があり、猿を遠ざける悪条件が重なった。
 村はわなを2基持つが、設置しているのは1基だけ。職員が通常の業務の合間に設置し、巡回、撤収しているため複数仕掛けるのは難しいという。捕獲対象の猿が人家侵入を3回起こしたが、いずれもわなは他地区に設置されていた。

 一方、北限の猿の捕獲を1月17日に始めた脇野沢村は23日までに11匹を捕獲、今月いっぱいで作業を終える。佐井村は脇野沢村からわなを1、2基借りる予定で、3月からは住民にも巡回への協力を求め、わなを複数設置する方針だ。
 鹿島課長は「天気が良くなれば猿は必ず里に下りてくる。住民には情報提供もお願いし、3匹捕獲につなげたい」と話している。


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