潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

巨大電子看板、5年後1兆円市場も

2010年06月12日 | Weblog

2010/06/12(土)TBS NEWS
巨大電子看板、5年後1兆円市場も

TBSニュースで『巨大電子看板、5年後1兆円市場も』
について報じていましたので掲載します。(06/08放映)
http://nakate.nawata01.com/10TV_movies/TBS/0601/tbs_electronic sign_20100612.asf


7日、シャープが巨大な液晶モニターを発表しました。広告や宣伝などを表示する最新の「電子看板」ですが、5年後には市場規模は1兆円に急成長すると言われています。
 東京・戸越銀座商店街にある美容院。
 「最近、非常に飛び込みのお客さんが増えました。驚くような集客効果があるので、びっくりしています」(ヘアスタジオ「ジェイワン」、菅野義行さん)
 客が増えた秘密は店の前に設置した電子看板。1日平均2~3人、月で10万円以上売り上げがアップしたと言います。
 「やっぱり目が行きますね」(通行人)
 「どういうふうに髪を染めてくれるか、分かりやすいので」(通行人)

 一方、シャープが発表したのは、60型の液晶パネルを30台つなげた巨大電子看板。世界一狭いつなぎ目を開発し、映画のスクリーンより高画質な巨大看板を実現しました。
 電子看板と言えば、これまで赤い文字が流れるタイプが主流でしたが、それぞれの店やショールームが映画館のようなスクリーンを持つことも可能です。
 「5年後には街の景色がガラッと変わります。弱っている日本経済の中で数少ない急成長市場」(慶應義塾大学 中村伊知哉 教授)

 2015年には1兆円を超えるという試算もある電子看板市場。業界の垣根を越え大手企業が続々参入する中、液晶テレビ世界一の韓国・サムスンも日本向け新製品を発表。
 「ホテルのロビー、飲食店などに、このサムスンの電子看板を今年1万台販売したいと思います」(サムスンの販売代理店エヌジーシー、河村英之さん)
 「売ったら終わりの単品売り切りではなく、サービスやコンテンツ、広告まで含めた新しいビジネスモデルを作っていきます」(シャープ 岡田守行 常務)
 液晶テレビでは低価格の海外勢に押されている国内メーカー各社は、電子看板とコンテンツや広告をセットにした新しい収益モデルを模索しています。