2009/11/16(月) TBS NEWS
7-9月期GDP、年率4.8%プラス
TBSニュースで『7-9月期GDP、年率4.8%プラス』と報じていましたので掲載します。(11/16放映)
http://nakate.nawata01.com/09TV_movies/TBS/1101/tbs_keiki_20091116.asf
今年7月から9月のGDP=国内総生産は年率で4.8%のプラスとなりましたが、物価の下落が経済活動の停滞につながるデフレの懸念が強まっています。
内閣府が発表した今年7月から9月期のGDP=国内総生産は、物価の変動分を除いた実質で、前期比1.2%のプラスとなりました。年率換算はプラス4.8%で、前の期に続いて2期連続のプラス成長です。
ただ、内実を見ると、全体を0.7%押し上げた民間消費は、麻生政権が打ち出したエコポイント制度やエコカー減税の効果が色濃いもので、鳩山政権の経済政策が景気回復につながった形跡は見当たりません。
「私としては、デフレ的な状況に入りつつあるのではないかという懸念を持っています」(菅 直人 経済財政相)
菅・経済財政担当大臣もこのように述べ、物価と景気の下落が続くデフレに対する異例の懸念を示しました。
冬のボーナスの大幅な減少で消費の冷え込みも予想される中、経済成長をどのように実現するのか、鳩山政権の経済運営が正念場を迎えています。