潮風に乗って-北から南から

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米軍、韓国の救助隊も初参加…「防災の日」で訓練実施

2006年09月02日 | Weblog

 2006/09/02(土) 防災の日で訓練実施
 昨夜のNHKニュースで、防災の日の訓練実施を放映していました。

 http://nakate.nawata01.com/06movie/NHK_bousai_2006090119.wmv


 2006/09/01(金) YOMIURI ONLINE
 米軍、韓国の救助隊も初参加…「防災の日」で訓練実施
地震による負傷者を運び出す訓練をする参加者たち(1日午前、東京・足立区で) 「防災の日」の1日、全国各地で防災訓練が行われ、37都道府県の約80万人(内閣府調べ)が大災害に備えて汗を流した。

 このうち、政府の総合防災訓練は主に首都直下地震を念頭に実施され、在日米軍が初めて参加。首都圏で多数の帰宅困難者が出たという想定のもと、在日米軍の艦艇などに帰宅困難者が乗り込み、隣県に搬送する試みが行われた。

 政府の総合防災訓練は、午前7時15分、東京湾北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が発生したという想定で開始。緊急災害対策本部の設置後、首相官邸では、小泉首相が「大規模な被害が発生しています。国民の皆様は冷静に対応して下さい」などと声明を発表した。

 中央防災会議が昨年9月、外部の援助なしに中枢機能を3日間維持することを「首都直下地震対策大綱」に盛り込んだことを意識し、小泉首相は福井俊彦日銀総裁、石原慎太郎東京都知事と相次いでテレビ会議も行った。

 中央防災会議が試算した被害想定では、同規模の地震が実際に起きた場合、最悪で1万1000人が死亡し、計85万棟が全壊・焼失するとされている。地震発生直後には、公共交通機関がストップし、都心からの帰宅困難者は約650万人にのぼるとの想定もある。

 このため、東京・足立区を主会場に行われた首都圏8都県市の合同訓練では、北千住駅に足止めされた帰宅困難者を荒川河川敷に誘導し、海上自衛隊、海上保安庁の船舶や民間のプレジャーボートを使い、千葉、神奈川方面へ搬送する訓練を実施。中央区晴海では、在日米軍のフリゲート艦「ゲアリー」が帰宅困難者を乗せ、横須賀港まで搬送した。

 また、がれきの下からの救出訓練には、ソウル市消防局のレスキュー隊が海外支援隊として初参加し、東京消防庁と連携を確認した。ただ、雨のため、帰宅訓練の一部は中止になった。

 一方、東海地震を想定した訓練は、静岡県浜松市を主会場に行われた。警戒宣言の発表から約1時間後、マグニチュード8・0の大地震が発生したとの想定のもと、倒壊したビル内にいる被災者の救助訓練などが行われた。内閣府によると、5日までの防災週間中、全国で計約179万人が訓練に取り組む見込み。
(2006年9月1日14時12分 読売新聞)