東通村で「田植え餅つき踊り」
2006年1月15日(日) 東奥日報
小正月の十五日、東通村の各地区で古くから伝わる「田植え餅(もち)つき踊り」が行われた。穏やかな空の下、色鮮やかなそろいの衣装をまとった女性たちが家々の前で舞い、今年の豊作と家内安全を祈った。
目名地区では目名婦人会の十二人が踊りやはやしを担当した。女性たちは午前九時から目名神社に踊りを奉納。小さな臼を囲んで、優雅にきねを振るしぐさを披露した。
女性たちはこの後、地域の約四十戸を一戸ずつ門打ちして歩いた。
※写真=目名神社に田植え餅つき踊りを奉納する目名婦人会の女性たち