なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治川木の花クイズ~宇治川散歩2024/8上旬(2)

2024-08-10 05:54:17 | 植物

お待たせしました。
今日は宇治川沿いで見た木の花をクイズ仕立てで載せていきますね~
といっても、写真、名前の順で載せるだけなんですけど。
今回はたった5種類、しかも見慣れた花ばかりなので、全問正解を目指してくださいね!

最初はこちらです~
もっと咲いていると思ってこんな写真しか撮らなかったら、1か所しか咲いてませんでした。
もうちょっと後なのかもです。



お馴染みのクサギ(シソ科クサギ属)ですね。
雑草のようにあちこちに生えてきており、最初は何かの草かと思いました。

こんな川沿い歩いていきます。
上流方向に天ケ瀬つり橋。穏やかな流れに青空が映り込んでいますね。


下流方向です。


第2問はこちら。
そこに生えていた木に花・・・じゃなくてまだ蕾ですが、花穂を見つけました。



これだけでは分かりませんよね。ではもうちょっとアップでパチリ。


こんな葉の木ってあったっけ?と思ったら間違いです。
この葉はクズの葉。単に絡みついているだけでした。
じゃあ、この木の葉はというと・・・
別の場所の木ですが、同じ木です。もうお分かりですね!



ヌルデ(ウルシ科ヌルデ属)です。
奇数羽状複葉で、翼があるので見分けやすいです。
葉にできる虫こぶを五倍子といい、お歯黒の原料にしたそうです。
折角なので同じ場所で観察したヌルデの四季を載せてみますね~

左右とも9月中旬の写真ですが、左は花、右はもう実になりかけています。
  

10月には粉を吹いたような実が少しずつ大きくなり(左)、11月には赤紫色に熟します(右)。
  

12月には落葉して実だけ残り(左)、翌4月に新しい葉が出てきます(右)
  

地味ですが、変化を追うのも面白いですよ。

では次、第3問に行ってみましょう!簡単です。


花ないし・・・いえいえ、一輪だけの名残花が。


ネムノキ(マメ科ネムノキ属)ですね!
結構あちこちに生えていますが、花が咲くまで時間がかかるようです。
じいちゃん庭のネムノキも場所をとるばかりで、花はまだ咲いてくれません・・・
結構広がる木なので、こんな場所が伸び伸びしていいですね。

つづいて第4問。再びつり橋のほとりから2種類。


復習問題ですね。
前に比べたら随分花が増えました。


トウコマツナギ(マメ科コマツナギ属)です。
コマツナギとほとんど同じなのですが、サイズが全然違って、別名コダチコマツナギと言います。
道路の法面の緑化目的などで導入されたそうですが、すっかり馴染んでいます。

最後の問題。
このつり橋を挟んでトウコマツナギと反対側に咲いていました。


それはこちらです。


こちらも外来種です。
よくチョウが蜜を吸いに来ているのを見かけます。


フサフジウツギ(ゴマノハグサ科フジウツギ属)ですね。
通称の、ブッドレアの方が有名かも。
この場所で毎年咲くのですが、気が付いたら花がどんどん増えていました。
橋を挟んで綺麗な外来種の花が咲いているのがなんだか面白いです。

ということで、木の花クイズはこれでおしまい。
つり橋を渡ります。


お~、十二単のプレートがありましたね。紫式部をイメージしているのでしょうか。
今大河効果で流行っていますが、ずっと前からここにあります。


ということで、木の花特集はこちらでおしまい。
明日は、難易度が増して、木の実特集です。
こちらにもぜひチャレンジしてくださいませ。

【撮影:2024/8/2  宇治川】




コメント (8)
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