なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

緑の稲田に浮かぶハスの花

2024-08-22 05:39:42 | 植物

山田池公園からの帰り道、広大な巨椋池干拓地の脇を走っていたときのことです。
運転していたので一瞬のことでしたが、これは!と目を引くものがありました。
蓮田です。点々と閉じた花が確認できました。
その時は夕刻だったので、翌朝出直すことに。

翌日も朝から快晴。潔いほど気温がぐいぐい上がっているのを感じます。
少し離れた場所に車を止め、歩いていきました。

途中カボチャの花でしょうか。黄色が目に眩しいほどです。


一方通行の農道の脇には夏草がぽつりぽつりと咲いています。
メマツヨイグサや


ヒルガオの花


7時台なので、まだキカラスウリの花も萎まず残っていました。


さらに少し先に進むと、ようやく前の日に見えたハスの花が見えてきました。
思ったより花は少なかったのですが、ちゃんと咲いていました。


それにしてもどうしたことでしょう。
どう見ても蓮田ではなく、水田の隙間にハスが生えているという恰好。
田植えをした後でハスが生えてきた?
いえいえ、それなら田起こしの時にレンコンがでてきて分かるでしょう。
じゃあ、蓮田の隙間からイネが生えてきたのでしょうか。
まだそちらの方が可能性がありそうです。



想像はともかく、朝の陽ざしを浴びてまるでモデルのようなハスの花が咲いていました。
半八重のピンク、花弁に筋の入るタイプです。


開きかけの花も可愛いですね。
白みの強い花もありましたが、よく見るとうっすらピンク。


実になっているものも多かったので、もう長い期間次々と咲いているのでしょう。


ちょっと遠いので望遠で撮るしかないのですが、背景が緑一色なのがポイント高いです。


仲良く並んで咲いていたハス


早朝とはいえ炎天下のあぜ道、写真だけ撮って早々に引き上げました。


以前は、上の写真で見えている京滋バイパスの反対側に立派な蓮田がありました。
あるときそこが畑に変わってしまい、残念に思っていたところでした。
わずかとはいえ、巨椋池のハスの名残を見ることができて良かったです。

【撮影:2024/8/14  宇治市】

コメント (1)
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