この日は例によって京都北部に行く予定でしたが、突然の豪雨に見舞われました。
その時、ブロ友さんの「キレンゲショウマとレンゲショウマが咲いている」との情報を思い出し、
Uターンして六甲高山植物園に行くことにしました。
前回行ったのは6月初めなのでほぼ2か月ぶりの訪問です。
門を入ってすぐに見られたのがこちらの光景。
真ん中にどんと咲いているのがウバユリ。
そして後ろに広がっているのがキレンゲショウマ(アジサイ科キレンゲショウマ属)の群生です。
近づくと・・・
こんな感じで黄色いバナナのような花が沢山咲き始めていました。
開いている花を探してパチリ。
らせん状に重なるように開く花が素敵です。上の方の丸い蕾もキュートですね!
キレンゲショウマは紀伊半島、四国山地、九州山地のブナ林に自生する多年草です。
宮尾登美子さんの「天涯の花」という徳島県剣山を舞台にした小説で有名になったそうです。
投稿するたびに教えていただくのですが、まだ読んでません・・・
花の中を覗いたら、雄蕊と雌蕊が見えました。
それぞれ15本と3本あるそうですが、こんな写真では分かりませんね。
横から見た花のアップ。咲いてもほとんどがこんな見た目です。
虫はキレンゲショウマが大好きのようで、結構な数のハナバチが来ていました。
残念ながら写真はなし。
こちらは、立ち上がって咲いている花を正面から。
これは別の場所ですが、あちこちで群生していました。
せっかく雨を逃れて来た六甲高山植物園ですが、行って30分も経たないうちに、雨に見舞われました。
小止みになったときにパチリ。黄色が鮮やかになりいい感じ!
全体はこんな感じで。
正面から。やっぱり多い!
キレンゲショウマと言えば六甲高山植物園を思い浮かべるほどです。
これだけ咲いているので、もしキレンゲショウマを見たい!と思われたらぜひ訪れてください。
さて、もう一つ見たかったレンゲショウマ(キンポウゲ科レンゲショウマ属)。
いざ行かんと見に行ったら、なんとザーッと雨が。
木の多い場所だったのでずぶぬれにはなりませんでしたが、写真は難しかったです。
それに外側の萼がどの花もちょっと傷んでいたので、「綺麗な写真」は早々に諦めました。
本数はこれまで見た中で一番多かったかも。
こんな感じのモビールのように付いた花があちこちで見られました。
ブナの木とともに見上げてみました。
下を向いて咲くので、ついやってしまいます。
でもこうやって見たら、本当にすりガラスのランプシェードみたいですね。
他の場所にも。雨の後です。
ということで、念願のキレンゲショウマとレンゲショウマ、見られてラッキーでした!
明日からは、六甲高山植物園で見た植物を何回かに分けてお届けしますね~
最後はキレンゲショウマの群生場所でポーズをとってくれたニホンカナヘビちゃんです。
やっぱり可愛いですよね~
【撮影:2024/8/4 六甲高山植物園】