緩やかな登りのあと、ほんの少しだけゴロゴロ岩の坂があります。
でも、西登山道を登ってくる人の中には、半袖短パンにサンダル履きや、ワイドパンツの女性など色々。
若い人が多いので、それでもみんな元気に登っていきます。
登ったところから琵琶湖方向を見ると雄大な景色が広がります。
アキノキリンソウと・・・
こちらは何の草原でしょうか。
ヨモギでした~
伊吹山に生えるヨモギはオオヨモギ(キク科ヨモギ属)という種類で、良質のもぐさがとれるそうです。
そういえば、百人一首の歌に
「かくとだに えやは伊吹のさしもぐさ さしもしらじな 燃ゆる思いを」
というのがありますが、「伊吹のもぐさ」はこの頃から有名だったんですね。
さて、少し先に行くとネットの向こうに少し赤っぽい草原が見えます。
こちら、夏にはシモツケソウのお花畑になるところです。
今はもう花のあとのみ・・・
所々に秋の花が咲いています、
伊吹固有種のコイブキアザミもまだまだ健在です。
アキノキリンソウをメインに・・・
コイブキアザミをメインに・・・
ベンケイソウの仲間。ここで咲くのはミツバベンケイソウしか知りませんが、色が違います。
ひょっとして、寒くなり枯れかけた花が赤くなったのでしょうか。
伊吹山は、ゴロゴロと石灰岩が露出した山肌が多いです。
それもそのはず、伊吹山は約3億年前に噴火した海底火山だそうで、1377mの山が昔は海だったなんて驚きです。
でも2億5千万年前のサンゴ礁のおかげで、伊吹山に石灰岩が堆積し、今も「石灰岩の産地」となっているそうです。
スケールの大きい話ですね~
「今咲いている花」にあったナギナタコウジュ(シソ科ナギナタコウジュ属)、ようやく見つけました。
横を見ると、タニソバ(タデ科イヌタデ属)も咲いていました。
決して高い山だけに咲く花ではないはずですが、私はなぜかここでしか見たことがありません。
花のアップです。同じ丸い花付きでも、ヒメツルソバに比べて控えめですね。
山頂少し手前の展望台。
ここからは琵琶湖や、下から登る登山道が一目で見えます。
生憎もやっていて琵琶湖がぼんやりとしか見えなかったので写真はパス。
登山道をアリさんのように登って来る人をパチリ。
私もン十年前に登ったことがありますが、その時は途中までゴンドラ?か何かあったように記憶しています。
今は、麓の登山口から山頂までは約3時間半だそうです。
上の方に山頂の建物が見えていますね。
山頂と帰りの様子はまた明日・・・
【撮影:2021/8/25 伊吹山】
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2時間43分の映画ですか@@
私は無理です~^^;;
きっと寝てしまいます。
昨日は10時半に寝落ちし、朝5時半に起きるまでぐっすりでした。
春眠じゃなくて、秋眠暁を覚えず、です(笑)
ということで、仕事前のひとときにお返事させていただいてます~
伊吹山、花の種類が減ったとはいえ、まだまだ見どころがありました。
・・確かにもぐさの熱さと、思いを掛けるなんて、面白いですね。
お灸ってされたことありますか?
祖父の背中に二列に丸い「やいと」の痕が残っていたのを今でもよく覚えています。
背中から煙が上がっているのを見て、とても無理って思いました^^;
今はもっと性能が良くなっているのでしょうね。
話がすっかり逸れてしまいました。
今日は山頂ですので、またご覧くださいね~
いえいえ、こちらこそお返事が遅くなってすみません。
ヨモギの花は、低地でも今盛んに咲いています。
見た目ほぼ同じなので、本当にオオヨモギかどうか実は分かりません^^;
一応、ネットで調べたら「伊吹山に咲くヨモギはオオヨモギ」と書いてあったので、そうしておきました。
超いい加減です(笑)
それにしても平安の昔から薬草で有名だったのは驚きです。
成り立ちも、地質も面白いところのようですね。
石灰石が多い=サンゴだったんですね。
筑波山もそうでしたか。
日本列島もものすごく昔は海底だったみたいなので、当然そういうこともあるのでしょうね~
人間がアリさんのように見える・・・
ほんと、大自然から見た人間なんてはかないものですね~
「地球を守ろう」なんて言ったら地球が怒るかも。
守るのは生き物でしょって。
今日は映画007を見に行ったら、2時間43分と長くて、疲れました。
そんな映画より、伊吹山の方がずっといいですね。
岩がゴロゴロのところもあってびっくりしましたが、お花も沢山見られましたね。
もぐさでお灸をすえられるほどの熱い思い、昔の人は例えが大袈裟で面白いですね。
アキノキリンソウくらいは私でも分かります。
ナギナタコウジュ、花が皆同じ方向を向いているんでしたね。
頂上の建物が見えて来ましたね。
明日はどうなるのか、楽しみにしています。
夜分遅くに失礼いたします。
今日も伊吹山で沢山の花に出会えましたね。
イブキノヨモギは百人一首の時代から続いているとは驚きです。
アキノキリンソウ、みなさんのブログでも度々登場するので、
覚えましたが、まだ実物を見たことがありません。
伊吹山が太古の時代、海底だったとは驚きですね。
同じような話を茨城県のつくば山(標高877m)に登った時、
頂上の神社の宮司さんから聞いた記憶があります。
伊吹山に登ってくる人がアリさんのように見える、そんな風に
見れば納得です。人がアリを上から見下ろすとちっぽけな生き物
であるように、伊吹山から見れば、人間なんてちっぽけな生き物
としか見えないのでしょうね。
伊吹山、テンション違いますね~
しいちゃんの大好きな山野草系がその辺に咲いているんですから。
今年は残りはリュウノウギクとアキノキリンソウ、あとこれから咲くリンドウくらいだと思いますが。
春はいいですよ~
どうなっているか分かりませんが、そのころ大集合!?
ナギナタコウジュ、私は以前奈良で見た記憶があります。
昔はあちこちにあったのに、最近は減りました・・
しいちゃんのお近くにはまだあるのでしょうか。
探してみてくださいね!
来年はぜひぜひ伊吹山に登ってくださいませ。
ちょっと季節が違うだけでも花の様子が違うので、何度行っても飽きません。
fukurouさんもこれまで何度も行かれてるので、きっと今回の私の記事をご覧になって「行きたい虫」が起きてしまったのでは(笑)
開田高原にはナギナタコウジュが沢山咲いているのですね。
大阪や奈良近郊の山にもあったと思うのですが、最近は全然見かけません。
私は高所&閉所恐怖症なので、高いところは本当は苦手なのですが、ここのように足元がしっかりしているところだったら大丈夫です。
以前行った山では、眼下が崖・・・みたいな感じで、足がすくみました。
そんな場所はさすがの私も、花が咲いていても近寄れません。
ナギナタコウジュ、咲いている場所があるのですね。
私は本当に久しぶりだったので、「あれ~こんなに小さい花だったかな?」なんと思いながら何枚も写真を撮ってしまいました。
コイブキアザミ、普通に変換したら、濃い武器アザミというとても怖い花が出てきました(笑)
あちこちの山に行かれているshuさんのコメントは重みがありますね~
あと2週間もしたら、伊吹山の花もめっきり少なくなる・・そう思います。
12月にはもうドライブウェイが閉鎖されてしまいますが、11月に行ってもたぶん花は厳しいと思います。
アキノキリンソウは伊吹山の「今咲いている花」にそう書いてあったので疑いもしませんでしたが、ミヤマアキノキリンソウというのもあるのですね。
もう私には細かい区別は無理なので無視です^^;
遺伝的には同じ、となるものも多いですよね。
伊吹山、下から登ったら植生の違いが面白いのですね。
私が大昔行ったのは本当に暑い時期だったので、しんどかった思い出しかありません^^;;
今は本当にドライブウェイがありがたいです。
ここは行きたいですね~。
けどなんか怖い。
始めて行ってあの霧の中雨男雨女じゃないのですけどね。
多分ツアーの同乗者さんに強~いエネルギーの雨男か雨女さんがいらしたのでしょう。
次男が行こう行こうって言ってくれますので、そのうちにいけそうです。
アキノキリンソウは数年は育ってたのですが消えました。
ナギナタコウジュは山に行ったときに撮って名前教えてで教えて頂いたので特に印象深いです。
この子は平地の山にも有りますよね?
ここは絶対行きます!!(宣言したし)
おはようございます。
来年は伊吹山に登ろうと今思っています。
もうコロナも収まっているでしょうし、今年いけなかった分、来年行きます!
一度下から歩いて登りたいと思いながら、この年まで実現できませんでした。
もう今更無理です。
駐車場まで車で行きます。
開田高原歩いていたら、ナギナタコウジュ、腐るほどありますよ。(笑)
見えて、満足感高いのでは
(久しく山にいっていません^^;)
「伊吹のもぐさ」、
百人一首に出ているとは、大昔から、人々の
役にたってきたんですね
コイブキアザミ、
伊吹を知らないで読むと、鯉?恋?
なんて思い浮かべるかもです。
少し不思議なアザミですよね^^
ナギナタコウジュ、
咲く時期なったんですね。薙刀を思い浮かべるとは、良い名前。
私もホームグラウンドに見に行かないとです^^;
9月末でも、まだお花が多いですね。
そういえば2週間前に出かけた尾瀬も、まだお花が多かったです。
2週間経つと、見かけるお花もほとんどなくなりますね。
アキノキリンソウ、高山型のミヤマアキノキリンソウとの中間種のように見えます。
最近は、両者を分類しないということも聞いています。
ハクサンシャジンも、ツリガネニンジンに統一されるかもしれません。
以下余談です。
いろいろと伊吹山のことを思い出していました。
昨年の初夏に、初めて上野登山口から表登山道を登りました。
なつみかんさんが仰るように、山頂まで3時間半かかりました。
下山も同じ道を通り、12時ちょうどに下山しました。
お花が多い時季で、標高によって植生が変わっていく様子が楽しかったです。
もう一つの想い出は冬のスキーです。
名古屋に住んでいたころ、一時期伊吹山に通いました。
たいていは日帰りスキーでしたが、山荘に泊ったこともありました。
仙台から転勤してきたばかりのころで、山とスキーに明け暮れた日々でした。
35年以上前のことでした。