goo blog サービス終了のお知らせ 

なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

京都御苑版・道草日記~2024/10中旬

2024-10-22 05:21:17 | 植物

暑い日が続いていましたが、さすがに朝は少しだけ秋の気配。
そろそろバードバスに誰か来ているかも・・・と行ってきました京都御苑。
気持ちのいい晴れた朝です!



朝の陽ざしが爽やかですね~



落葉に映る木の影がいい雰囲気です。
左手から張り出している枝、何の木でしょうね。





イチョウでした~
まだまだ緑色です。

森の向こうに見えている緑の藪?は何でしょう。





いかにもシソ科っぽい穂が沢山。花をアップで見てみると・・・



アオジソっぽく見えますが、葉を揉んで匂いをかいでもほぼ無臭。
いったい何なのでしょう。頼みのGL先生に聞いても「青じそ」としか答えてくれません。



分からないものはしょうがない。
続いて現れたのはご存知チカラシバです。



エノコログサを巨大化してガッチリしたような穂です。
光が当たると綺麗ですね~

他には・・・



ヨメナ嬢でしょうか。葉を見るのを忘れました。
真ん中のお邪魔虫っぽい穂は、イノコヅチですね。いまにも引っ付き虫になりそうです。

ここを抜けて、お楽しみバードバスへ。
でもほとんど人がいない・・・ということは鳥もいないようです。
唯一やってきたのが・・・



シジュウカラとメジロ。ボケボケ写真ごめんなさい。暗いのでこれが限界。
早々に諦め、またも散策再開。



イロハモミジですね。



これ何?ですけど、実はイノコヅチとハナタデの群落です。
京都御苑といえば、トップの写真のような整然とした光景を思い浮かべるかもしれません。
そんな場所も多いのですが、実はこのような自然も沢山!
なので、鳥も虫も一杯来るんですね~



ミズヒキ発見!全部ではないですが、花が開き、アリさんも来ていました。
もう一枚どうぞ。



おや、こちらは、開いた花ではなく粒々の先から雌蕊のようなものが見えています。
タデ科なので雌雄同株。雄蕊と雌蕊が1つの花に付きます。
ところが、受粉後に実ができてきても、花柱は残って先から飛び出すんだそうです。



最後はヤブミョウガのよく熟した実です。
ここには一面実が生っていたので、花の時期は結構綺麗だったでしょうね~

ということで、今日は京都御苑道草日記と題して、京都御苑に生える野草をご紹介しました。
明日はこのほかの写真をお届けします。
2回に分けるほどではないんですが、良かったら明日もご覧くださいませ。

【撮影:2024/10中旬 京都御苑】

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする