なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

お庭の夏みかんにアゲハの幼虫が沢山!

2021-09-26 06:00:49 | 植物

なにもないない、なつみかんの庭にジュズサンゴの花が咲きました!
4本の花穂が出ています。赤い実が生ってくれたら嬉しいです。


さて、今日の本題はこれではありません。
少し前、ブロ友さんの間でちょっと流行ったアゲハの幼虫。
わが家の夏みかんの木、久しぶりに見に行ったら、なんと幼虫ラッシュ!
ナミアゲハ、1齢幼虫でしょうか。とっても小さいです。


近くの葉の上にはつやつや緑色の幼虫。大きさ的には終齢幼虫でしょうか。
いいですね~ このタイプを見ると、ついついツンツンしたくなります。
オレンジ色の臭角を出して威嚇してきますが、こんなミカン臭いにおい、平気だもんね~


大きさの違いはこんな感じで・・・


近くの葉をみると他にも大きさが違う鳥の糞のような幼虫が多数。
こちらは結構大きいので4齢幼虫でしょうか。


こちらは小さいので2齢?


写真をとっていたら、ナミアゲハがひらひら飛んできました。
そして私の目の前で目にもとまらぬ速さで産卵!


ところで幼虫を観察しているとき、見慣れた鳥の糞ではなく、緑色の糞(?)の幼虫を見つけました。


あれ、ちょっと変?
キョロキョロ探すと、これ以外にも緑のでこぼこ幼虫が4匹も!
こちらは5齢になりかけの4齢幼虫でしょうか。


あまりしつこく観察したので、臭角で威嚇されてしまいました。ごめんなさい。


気になって調べてみました。
若齢幼虫が緑色になるのはカラスアゲハ・・・でしたが、食草が違います。
カラスアゲハはカラスザンショウなど野生のミカン科の葉を食べますが、ナツミカンは食べません。



もっと調べてみたら、南方系のナガサキアゲハの幼虫がちょうどこんな姿をしているようでした。
日本では元々九州に生息していましたが、温暖化に伴い北上しているそうです。
今の時期に幼虫ということは、羽化は来春になるのでしょうか。
・・・な~んて悩んでいるうちに、大きい方の幼虫が4日後に脱皮しました。
見慣れたナミアゲハの黒い帯と違い、濃いお茶色の体に白い帯。
ナガサキアゲハで間違いないようです!
クロアゲハと同じような黒いチョウですが、翅の先の突起がないそうです。
チョウになった姿も見てみたい!


同じ日に脱皮したナミアゲハの幼虫はこちら。

さてさて、この後どうなるのでしょうか。
まだナツミカンの葉は沢山あるので、沢山食べて立派な蛹になってほしいです。

ここまで幼虫の写真ばかりだったので、ここからは最近撮った蝶コレクション、ご覧くださいませ~

おうちのノゲイトウに早速やってきたツマグロヒョウモン。
うちの家で羽化したチョウが里帰りしてくれていたら嬉しいな~


そーっと門扉を開けてカメラを向けると・・・羽をパッとひろげ、飛び立ってしまいました。
 

宇治川で見たキチョウ。ハマクマツヅラの花に細い口吻を差し込んで吸蜜。
こんなに小さい花にもちゃんと蜜があるんですね。


スズメノヒエ(?)に止まってお休み中のヒメウラナミジャノメ。


知らない間にニラのお花畑になっていた池畔、そこを訪れたツマグロヒョウモン。


ラブラブのツバメシジミ・・・かな?


秋になって、チョウの姿を見る機会がふえました。
これからもせっせとお散歩を続け、観察を続けまっす!

【撮影:2021/9中旬 宇治市】


コメント (15)
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