なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

府道を行く・府道3号線(1)~日本遺産の看板に引かれて・・

2021-09-27 05:35:38 | 府道を行く

お待たせしました!
府道が行くシリーズ第三弾は府道3号線です。
どこにあるのかと思いきや、なんとはいつもやんたんに行くとき通っている宇治川ラインそのものでした。
起点は滋賀県大津市(なので滋賀県道3号線でもあります)、終点は宇治橋西詰交差点です。

ちなみに宇治橋西詰交差点は宇治市の交通の要所になっており、なんと6本もの府道の起点または終点になっています。
いずれ全部通ってみたいですね~
(宇治橋西詰の標識。残り3本はどこや~ですが、まあおいおい・・・)


さて、話を府道3号線に戻します。
なぜこの府道が気になったかというと・・・


この写真を撮ったのはいつも行く天ケ瀬ダムへの分岐点。
府道の六角形の標識(ヘキサ)の奥、遠くに小さく見える緑の看板にお気づきでしょうか。
歩道を歩いて近づいてみました。
そう、こちら前回流れ橋の回で紹介した日本遺産、日本茶800年の歴史散歩の看板です。
しかも「白川地区の茶畑」とあります。
これは行ってみるしかないでしょう・・・
ということで天ケ瀬に向かう道に戻りました。
 

ところで歩道に咲いていたこの花。


あ、オトコエシが咲いてる!と思って見てみたら、白い花ではなく、白と黄色の花の混じりでした。
オトコエシって花の色がスイカズラみたいに白から黄色に変わったっけ?
不思議に思って調べてみると、こちらはどうもオトコエシの変種のオトコオミナエシのようです。
結構可愛いですよね。


白川地区の茶畑に行くには、徒歩の場合府道3号線をくぐる道が便利です。
こちらは東海自然歩道にもなっています。
気になる「白山神社」の道しるべ。


パンフレットも何もない状態でのスタートです。
全く行き当たりばったり・・・というわけではなく、白川へは以前何度かいったことがあります。
でもその時茶畑を見た記憶は全くないんですよね~

しばらく歩いたところで見つけた「京都府立茶業研究所」の看板。

休日なので閉まっていると思いましたが、ひょっとして周りに茶畑があるかも・・・
淡い期待を胸に、道を曲がりました。


あれ、山の中に入っていくようです。しかも茶畑と違って、どうみても竹林・・・


登って登って・・・頂上に茶業研究所がありました!


休日なので当然閉まっていました・・・
唯一の救いは、説明板が表にあったこと。→ 
説明によると、こちらは京都府の施設で、「宇治茶について、茶業者の経営の安定向上と消費者ニーズにこたえるため、
高品質化のための栽培・製造技術の確立、品種育成、環境保全、製品開発を主とした研究開発に取り組んでいます。
とのことで、要するに原料のお茶・製品としてのお茶の研究施設のようですね。

中の建物はなかなかユニークです。これも京都府産の木材を使ったという凝りよう。


しかーし!茶畑は見える範囲には全くなし。
当てが外れました。
仕方がないので、竹を見上げながら帰りました。


丘から見ると、青々した田んぼ作業中の男性・・・いや、違います。
カカシでした~
やけにリアルで、このほかにも3体くらいが思い思いに作業していました。


下まで降りると、やっぱりヒガンバナ。


まだ季節外れ? 早熟?なお茶の花が咲いていました。


こちらは実ですね。


ということで、府道3号線はさわりだけ、後の道のりも前途多難です。
続きもご覧くださいね~

コメント (12)
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