昨日は、泥に残る足跡にいろいろな推理を聞かせていただきありがとうございました。
これからも気を付けて観察してみたいと思います。
さて、お散歩の続きです。
水たまりのせいで先に進めなくなったので、Uターンし、上流方向に行ってみることにしました。
予想通り、高水敷周辺の植物は健在です。
マメアサガオが咲き始めていました。近所で見かけた花は白でしたがこちらはピンク。
水路から宇治川に流れ込むところです。
この近くに生えていたメドハギ。
まだだと思っていたのですが、もう花が咲き始めていました!
クリーム色の蝶形花が上品です。
アレチハナガサは相変わらず元気に咲いていました。
メマツヨイグサは朝早い時間でももうほとんど萎んでいました。
唯一残っていた花です。
(もっと涼しくなったら、昼近くまで咲いていることもあります)
足元にはこのあたり一面に広がって生えているヤハズソウ。
ん?ひょっとして花が咲いてる?
あまりに小さい花なので、遠目にはよく分かりません。
しゃがんで見てみると、まだほんの少しですが咲いていました!
こちらもマメ科なので、先ほどのメドハギ同様蝶形花です。
もっとよく分かる花はないかな~
結構粘って撮った写真がこちら(少しトリミングしました)。
光背のような形で上に伸びる花弁が旗弁、左右手を広げているようなのが翼弁、蕊を守るような2枚の弁が竜骨弁。
・・だと思います。
旗弁の中央が少し濃い赤になっているのが蜜標なのかな。
すぐ隣に生えていたのがマルバヤハズソウ。
ヤハズソウに似ていますが、葉が丸いのが特徴。まだ花はありません。
別の場所でも混在して生えていました。
ヤハズソウの由来となったのが、「葉の先をつまんで引っ張ると矢筈型に切れる」ということ。
マルバヤハズソウで試してみました。
(いつも同じことをやっています・・・笑)
子供の時は矢筈なんて知りませんから、「桜の花びら~」とか言ってました。
遠目によく似ているコニシキソウの葉を引っ張ってもこんな形にならず、がっかりしたことも覚えています。
キンエノコロの穂が沢山。金色に光って綺麗です。
あれれ、ちょっと時間を使いすぎました。
そろそろ帰らないと始業時間に間に合いません。
いつもの田んぼを通って帰ります。
まだ穂が出ないイネにはシオカラトンボが沢山飛んでいました。
今回は共食いではなく、交尾中のシオカラトンボを見つけました。
あなたたち、水があるからって、前の溝に卵産んだらあかんよ~
・・・って産んどるがな・・・
別のシオカラトンボ、せっせと溝で産卵していました。
田んぼに張り出したルリマツリが綺麗でした。
こういうお散歩をずっと続けられたらいいな~
【撮影:2021/8/27 宇治市】