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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

紅白揃いました~宇治散歩2019年3月 (5)

2019-03-15 05:09:19 | 植物
宇治市植物公園の続きです。
植物園で、こんな紅白見つけました。


クリスマスローズの赤!







白!





クリスマスローズ(キンポウゲ科ヘレボルス属)はおうちで育てておられる方も多く、投稿でもよく見せていただいています。
ここ宇治市植物公園でも、冬の間も青々とした葉を茂らせていたクリスマスローズがようやく開花しました。
珍しい色はありませんが、少し園路より高いところに植えられているので、うまく下からお花の顔を覗くことができます。

ところで、春に咲くのになぜクリスマスローズというのか・・
ちょっと調べてみたところ、元々ヨーロッパで育てられていたヘレボルス属の一種(ニゲル)がクリスマスに咲いたからだそうです。
日本で一般的なクリスマスローズガーデンハイブリッドなどは4月頃に咲きますが、名前はそのまま残ったとのこと。
花言葉は「いたわり」。
日本には江戸末期から明治に伝わり、色々な改良品種も作られているようです。
食べる人はいないと思いますが、根や茎には毒があるそうですよ~


アセビの蕾!




赤いアセビ。満開!




白いアセビ、赤い萼。






緑の萼も・・・




紅白揃って・・・




小さい釣鐘型の花を咲かせるアセビは、ツツジ科の常緑低木です。
早春に可愛い花を沢山付け、庭木や寺社木としても人気があるようです。
温暖化の影響かどうか知りませんが、年々花が咲く時期が早くなっている気がします。
(今年は、1月に咲き始めの花を見ました)
でも、最盛期は3月!
ここ宇治市植物公園でも、折り重なるように沢山の花を付けている木を見つけ、思わず写真を撮り倒してしまいました。

アセビは馬酔木と書きますが、アセビの葉には毒成分が含まれており、動物が食べたら酔ったようになるからだそうです。
シカが食べないので、奈良公園にはアセビがどんどん増えているというのは有名な話。


今日は紅白お目出度い植物をプレゼント♪
と思いましたが、ちょっと毒入りでしたね^^;


(つづく)
コメント (8)
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