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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

こんなところに春の妖精♪~私市植物園 2月 (5)

2019-03-07 05:12:18 | 植物
大阪市大理学部附属植物園(私市植物園)といえば、木の植物園。
草本類は勝手に生えてくる草花と、芝生広場に植えられた水生植物やわずかな園芸植物など限られています。
そんな中、FBで紹介のあったキクバオウレンなどはいったいどこに咲いているのでしょう?

入口でもらったパンフレットの「おすすめコースと今週のみどころ」を確認します。
おや、おすすめコースから外れた「暖帯型」という場所に「山野草」の文字が・・・
早速行ってみることにします。

駐車場の奥に伸びる道、ほとんど行ったことがありません。
この植物園は自然の山を利用した作りなので、園路が縦横に走っていて、うっかりおすすめコース以外に入り込むと迷子になる可能性があります。
なので、これまで山野草のある場所もほとんど行ったことがありませんでした。
(というか、いつ出来たのか・・・)
今回は、地図をみながらその道へ進みます。

あった!
ほんの小さく区切った場所に色々な山野草が植えられているようでした。
今咲いていたのは3種類。

キクザキイチゲ
薄紫の花が綺麗です。



白いのも・・・



咲いていたのは3輪くらいで、後は蕾でした。



キクバオウレンも少しだけ・・・



葉が3枚なのがキクバで、3つに分かれた先がまた3つに分かれているのはセリバオウレンだそうです。
葉をごらんください。




遠くにユキワリソウが一、二輪咲いていました。
何度見ても可憐な花ですね。




派手さはありませんが、春だな~と感じさせてくれるこの花。
セントウソウは蕾が膨らんで・・・



春の妖精が咲くところ、何気に一緒に咲いています。
京都府立植物園でも、宇治川畔でもみかけます。


最後は春の妖精ではありませんが、少し変わった植物を・・・
ツチアケビです。
なぜか写真が斜めに・・・



ラン科の寄生植物で、種子を作り、ヒヨドリなどの鳥に食べられて散布されるそうです。
実がソーセージみたいで特徴的。
                   


詳しい説明はこちら → (クリックしてください) 

この山野草エリアには、蕾もまだでしたが、カタクリのエリアもあります。
少し時期を変えて行っても面白そうです。

さて、ウメの観察会が終わったのが3時過ぎ、この植物園の閉園が4時半ですから、大いに焦ります。
幸い、迷子になりそうな園路は台風の影響で通行止めのまま。
何とか芝生広場まで帰り着きました。

明日は最終回です。
何がでてくるでしょうか。
コメント (19)
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