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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

やっぱり木が気になる~京都府立植物園2019年3月(4)

2019-03-27 05:19:23 | 植物
これまで草や木の花をご紹介してきましたが、そろそろなつみかんの「虫」が起きてきました。
そう、木好き虫です。
家に帰って写真を整理してみると、そんな虫が発動したような写真が一杯出てきました。
それなりに春を感じるので、少しだけ見てやってください。

蓮池の周りのイロハモミジ。
すごく寒い日だったのに、日差しは春の気配・・・



サンシュユの林にどっしり生えていたエノキ。
幹の股から別の木が生えてきていました。エノキでは時々見かける光景です。




カツラの新芽も踊っています。




ベンチのある光景。なぜか気になる木。見たことがない新芽でした。



樹名板を確認すると、トネリコの文字。
これがトネリコ! むかし、トリネコと間違えていた木。
初出なので、少し調べてみました。

モクセイ科トネリコ属。日本原産。
ちょっと気になるその名前、どうして付けられたかと言うと・・・
(1)樹皮に「イボタロウムシ」という虫が付いていて、
(2)その虫がロウを分泌(なので、イボタ蝋虫)
(3)その蝋を動きが悪くなった敷居の溝に塗ってすべりをよくしたことから、
(4)「戸に塗る木」→「トニヌルキ」→「トネリコ」になったそうで・・・
〔Wikipediaより〕
ちょっと想像できない由来でした(笑)

目を書きたくなるちょっと可愛い新芽(左)、木全体像(右)
 

トネリコで寄り道してしまいました。
お次は、遠くからでもよく見えるこの木。バクチノキ(バラ科サクラ属)
幹が赤いことから、博打ですってんてんになって身ぐるみ剥がれ、赤裸になった・・・という由来は有名ですが、
それよりも、サクラ属であったことに仰天です。

     


もう一つ、植物生態園でイチオシしていたこの木の断面。



年輪にしては変ですよね。実はこれはフジの古木の断面なのです。
台風で倒れた木でしょうか。この切り株のほかにも、こんなのも・・・

 

やっぱり切り口が層になっています。
その理由は・・・こちらをご覧ください → 


咲き始めたレンギョウ。後ろにうつるのはノニレ。




ちょっと、もうええ加減にせんと、みんなどっか行ってしまわはるで~
そんな怖い顔せんでも・・・




じゃあ最後に!
梅林のバックに聳えるメタセコイアで今日はお別れ^^/

       


今日は「木好き虫」に付き合ってくださってありがとうございます。
明日はガーデンの花ですよ~
また見に来てくださいね。


(つづく)
コメント (8)
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