野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

島原から

2010-12-05 22:03:18 | 野草(イエツァオ)展

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島原に住む友達夫婦より電話があった。

”今どこにいるの?”と言ったら”ギャラリー作唯の前”と答えた。

おもわず”バカ”と言ってしまった。

彼らとは20年近く会ってない。

知り合ったのは上京してすぐ花屋で修行していた30年以上前になる。

ご主人とは修行仲間でまだ付き合い中だった現奥様共々楽しいお付き合いをさせていただいていたが彼らは島原に引越しした。

年一回出す野草(イエツァオ)展の案内と彼らがくれる年賀状での付き合いだったがなんとなく心が通じ合っている安心感がありいつか会えると思っていた。

それでもなんの連絡もなしに玄関口にやってきたのは私を驚かせたかったそうな・・

こんたんがわかっていたから”バカ”と言ってしまった。

彼らが結婚するきっかけは私が作った。

毎月一本焼酎を送ると言っていたのに数十年ぶりに一本持ってきた。

子育てはほぼ終えたものの2人ともまだ現役でスケジュールを聞いてみるとよく来られたものと思う。

島原からは700キロで車で9時間。

ひたすらギャラリー作唯へ向ってきてくれた。

13時ごろ着くなり話が弾み野草(イエツァオ)展が終わった18:00よりそのまま2階の居間に上がりありあわせのもので宴会。

20年のブランクなぞひとつも感じない。

ご主人が驚くほど奥様は私が作った果実酒を飲んでいたと思ったらやっぱし翌日は2日酔い

気持ちよくはめをはずしてくれたようだ。

来た理由は非日常な私にひたすら会いたくて来たらしい。

ハードな仕事をしている奥様にどうしても野草(イエツァオ)野外教室に参加させたいとも言ってくれた。

非日常な場を求めている人達はたくさんいると言ってくれるが野外教室参加者は少ない。

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写真の木の皮と竹の流木とアオツヅラフジのつるであんだ花器は彼らの住む島原へ行った。

木の皮の部分に縄文を感じると彼は言っていたが彼が好んだ花器ではない花器が彼女に選ばれ島原へ行った。

野草(イエツァオ)展はただただ回を重ねているだけだけれど開いてよかったと心から思える出来事が毎回ある。

朝9時過ぎ彼らは島原へ向った。

たくさんの人にエネルギーをいただいて次は来年3月に開く第7回クラフト展(イエツァオグループによる)に向うことになる。

  (写真はクリックすると大きくなります)

コメント
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