野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第30回野外教室の下調べNO3

2008-10-25 23:17:49 | 野外教室

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宝股山を下り宿のおかみに教えられた広い海岸だという沖津ビーチへ行った。

小さな島にしては広い海岸だ。

流木も貝殻もほとんど打ち上げられてない。

太平洋にある三宅島や式根島とは打ち寄せる波まで違う。

なんとなく東京よりバイクで帰る途中立ち寄った浜名湖を思い出す。

外国の人が瀬戸内海を大きな湖だといった話は有名だ。

海岸には夏場はにぎわうだろう屋根のついた広い涼み台がある。

雨が降った時の作業場に使える。

宝股山でもタイルを貼る作業をしている人以外人には会わなかった。

沖津ビーチでも人はいない。

宿のおかみは伯方島は造船もあり魚業もあり観光の島ではないと言い切った。

東京よりバイクで帰る途中2日ほどいただけだがその時もしまなみ街道の島々には独特の文化や産業がありとても興味が湧いてきている。

写真に写っている鵜島は島民32名で二つの苗字を名乗る人達が住んでいる。

そこへ渡る船便は役所へ行ってもわからなかった。

それでも伯方島島民は知っていた。

しまなみ街道のすばらしい大橋が出来てもタクシーのように小さな船が島々をつないでいる。

今回はとても興味があったのに鵜島には渡れなかった。

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植物も式根島とは少し違う。

今回はタケとダンチクが目に付いた。

  (写真はクリックすると大きくなります)

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第30回野外教室の下調べNO2

2008-10-25 00:04:48 | 野外教室

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野外教室では宿舎がかなり重要なポイントになる。

作業場や散歩に都合のいい場所だといいし野外教室に興味を示してくれる宿主だとありがたい。

私達にとっては宝物の採集物を持ち込むのを嫌がられても困る。

まず宿舎を決めて作業場を探す方法も考えた。

考えながらすぐ近くの船折瀬戸のキャンプ場の下へ降りていくと絵を描いていた自称画家だという女性に会った。

府中市に住んでいるが実家が伯方島なので年に数度かえって絵を描きグループ展に出品しているそうだ。

数少ない宿の情報は彼女より得た。

気になる宿があったので行ったが声をかけても人は現れなかった。

フト東京よりバイクで帰るとき伯方島で野外教室を開きたいと思った場所に旅館があったのを思い出し行って駐車場へバイクを止めたときおかみさんらしき人が現れた。

「今日泊めていただけますか?」「いいですよ空いてますよ」で決まった。

海辺での作業と瀬戸の島並みを眺めながらの作業を考えているので15:30分になっていたが島で一番高い見晴らしのいい山だという宝股山へ向かった。

途中道に迷ってイノシシの罠を仕掛けていたおじさんに会いおじさんが宝股山の駐車場まで先導してくれた。

伯父さんの車には枯れ葉マークが貼られていた。

駐車上より歩いて登る道はカラフルなタイルが敷かれていたが草は刈られてなかった。

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山道の草は気にならないけどタイル道の草は気になる。

なんとなくみすぼらしい。

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それでもまだタイル道が作られていた。

頂上直下は急な坂道でタイルは張られてない。

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狭い頂上には石のご神体があった。

タイル道は似合わない。

帰ってきて宿の人にイノシシが出るので地元の人も行かない所だといわれた。

車椅子で頂上までいける道を作っているそうな。

昔の山岳信仰は特別な人しかいけなかった。

皆がいけるのがいいとは思えない。

駐車場より頂上まで30分歩いた。

作業場に使う気持ちにはなれなかった。

  (写真はクリックすると大きくなります)

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