毎月一日に開かれる切山昌平校塾へふきのとうさんの車に乗せていただき行った。
途中刈りいれ前の黄金色の稲田のあぜには色あせた彼岸花が花盛りにこなかったのが悔やまれるほど見かけた。
来年はこの時期花見に忙しくなるだろう。
今日の塾は9:30分より二州遺墨展が5日まで川之江文化センターで開かれる為8:30分で終わった。
塾主催者の真鍋潤さんは尾藤二州顕影会の会長でもある。
それでも粗食だといって大きなクリの塩茹で、麹やぬかで漬けたナス、赤米が使われたクリご飯が用意され
炉辺でいただいた後皆で遺墨展へ行った。
寛政の三博士で有名な地元出身の尾藤二州の名前は知っているがどんな人かは知らない。
いい具合に「尾藤二州ものがたり」という子供向けの絵本が図書館で借りられた。
地元言葉が随所に入り絵も切り絵風でとても新鮮だ。何回も読んだ。
二州はどこかの藩で教えていたのでなく大阪で塾を開いていて45歳のとき幕府の命令により昌平校の教官になったが、名誉や権力にはあまり興味のない人で断れなくて行ったそうだ。
書もこころが自由ですがすがしい感じだ。
二州の州の字でも色々遊んでいた。
漢詩は読めないが心地よい字をたくさん見た。
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