穏やかさに見え隠れする緻密さ・・

1曲目のJohnの重く難解な言葉遊び、2曲目にGeorgeの泣きの傑作。そしたらPaulはいきなり暢気なお調子Songかと思いきやビックリ！！歌詞をみて殺しに行く話。“Maxwell's Silver Hammer”でございます。　♪「マックスウェルの銀の槌（ハンマー）が彼女の脳天に振り下ろされた・・・」っておい！みたな。。。。

歌詞みて曲嫌いになっちゃいました。ここまでの歌詞にしなくても、、でも曲だけ見ると秀逸な部分が沢山あり感心します。さすがやな・・・・と

サビのギターの音色のキレイさ、間奏部分のトコトコRingoのタム演奏（たぶんタオルの上から叩いてる？）＆リズムの組み立て　そしてシンセサイザーの導入。
8月5日にムーグを取り入れ、翌日6日にはPaulがこの曲のシンセ部分を録音しておいる。凄い！翌日にベストタイミングにベストの音を導き出して録音してしまうなんぞ・・神がかりですね。　色々な資料を紐解くと当時のことがまた違う角度で見えますね。さてJohnは7月9日の事故から復帰していますが、その時録音していたのがこの曲というのも皮肉なものです。

簡単にやっているコトでも実は裏で緻密に計算しているコトありますよね。簡単に感じるコトこそ実は難しい。　ただ「見る」「聞く」と「体験」は本当に違います。　そこの裏にあること、計算されていること、、本質まで見抜く気持ちが大事です。特にお客様のことを簡単に判った判ったという方がいますが、表面掬いで実も表面しか掬えていないなんてことあります。　簡単に見えることこそその裏にあることもジックリ詮索して考えてみよう！！