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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

喜怒“哀”楽・・「哀」の活用は?!

2009-07-06 | The Beatles
“Abbey Road”A面5曲目、Ringoの傑作っ!「Octopus's Garden」です。この曲はホワイトアルバムセッションの時に疎外感を感じたRingoがイタリアのサルディニア島へ逃避し、タコにはピカピカした石や缶や瓶を巣穴の前に集めて、庭園のようなものを作ると聞いて、、素晴らしい!!と感銘を受けたことがインスパイアきっかけになっているようです。

温かいRingoの歌声、、でも何か物悲しい、、そんな海底の物語。。The Beatlesも深く穏やかな海に沈んで。。もういいよ「休もうよ・・」なんてココロで叫んでいるようにも感じますね。 そんな中でのPaulとGeorgeの美しいハーモニーが印象的です。
Ringoの温かさ、穏やかさのある声は素晴らしいですが、この曲ではそこに「哀しさ」が加わることでRingoの凄さが一気の増します。 これからのソロアルバムでもこの「哀しさ」を武器にRingo独特な世界を創り上げて行くことになるわけで・・・
この曲は、、「Yellow Submarine」から繋がっているようでもあり、アルバムこの位置に置かれたことで絶妙の調味料のように働いています。 何となく個人が強くでバラバラにもなりそうなこのアルバムを上手くつなぎ止めている様で。。。

喜怒哀楽の何をお客様に感じさせるコトで・・・お客様の共感を得るか、喜ぶや楽しいは表現しやすいし、、「哀」を共感すること、癒すことでお客様へ満足を超えた感動を作り出すことができるのでないでしょうか・・・・。 映画などは「哀」を上手く活用したビジネスですが、ディスニーも表面的に喜・楽の商売ですが、裏では「哀」を上手く活用していますよね。 哀愁。。ノスタルジックなんてのも含まれますが、、あなたのビジネスで「哀」を感じさせるようなことはできないだろうか?? そんな視点もおもしろいかも。

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